EGGS ‘N THINGS JAPAN株式会社(以下、エッグスンシングス)は、飲食業界におけるDXを促進する「Customer Along Service」の構想を発表。同構想の一環として、ウェルヴィル株式会社(以下、ウェルヴィル)との共同開発による「AIアバターレジ」の実証実験を行う。
対話エンジンを搭載した非接触型の注文システム
AIアバターレジでは、モニター上のアバターと会話をすることにより、料理を注文できる。会話だけで注文が完結するため、タッチパネル操作は不要だ。ウェルヴィルが開発した対話エンジンを搭載し、シナリオ通りではない会話内容にも対応しているという。
また、店舗スタッフがアバターに対して話しかけることで、店舗ごとに異なる応対を学習することも可能。このAIアバターレジの実証実験は、今年10月からスタートする。
複数のシステムを組み合わせた構想
飲食業界のDX促進を目的としてエッグスンシングスが発表したCustomer Along Serviceは、前述のAIアバターレジを含む複数のシステムによって構成される。
まず、オンライン上で注文や決済を行い、店舗で料理をテイクアウトできる「事前注文システム」が挙げられる。続いて、テーブル上のQRコード経由で注文や決済を行える「テーブルオーダーシステム」。最後に「カスタマートラッキングシステム」では、顧客が座っているテーブルの位置を、従業員がタブレット上で把握できる。
これら3つのシステムは、レター株式会社によって近日中に提供が始まる見込み。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/132675
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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