スポサンに始まり、シャワーサンダル、スライドサンダルなどソックスを身につけながら履くことのできるサンダルがトレンドです。
ただ夏といえば、草履や下駄を想起させるデザインで、リラックス感がありなぜか懐かしさも感じる「トングサンダル」を履きたくなるもの。鼻緒だけで足を固定するため、スライドサンダルなどと比べて足に掛かる部分の面積が少なく、涼しげな見た目も夏っぽいですよね。
また最近では、スポサンと変わらない高いフィット感やクッション性を持つ高機能なトングサンダルが増えています。
ただのビーサンとは違う機能的な大人のトングサンダルは、BBQなどの夏の手軽な楽しみにもピッタリ。今年の夏は"ちょっといいビーサン”で暑さを楽しんでみませんか。
1. 水辺でも滑りにくくてホールド感抜群
キーン
「ソーラー トゥ ポスト サンダル」(9900円)
海や湖、川などあらゆる水辺の歩行を想定してアッパー甲部にバックルを採用したキーンの新作サンダル。水辺での防滑性に優れたパフォーマンスソールも搭載されているため、水場のアクティビティでも活躍してくれます。
軽量で劣化しにくく優れたクッション性を実現する圧縮成型EVAミッドソールは、歩行時の衝撃もしっかり緩和。水辺だけでなくタウンユースとしても使いやすいデザインと機能性が魅力です。
肌の当たるライニングには速乾性の高いネオプレン素材を採用。水辺で濡れてしまっても短時間で乾いてくれます。肌触りもいいため、長時間快適に過ごせるのも魅力です。
甲をホールドする1本が加わるだけでビーサンとは格段に違う履き心地に。天然原料による防臭加工も施されているため、汗で臭くなってしまう心配も軽減されています。
>> キーン
2. デザインはそのままにすべてをEVAに
ビルケンシュトック
「Gizeh EVA」(5500円)
履き心地の良さとデザイン性の高さから、大人の定番サンダルとなっているビルケンシュトック。その代表的なコルクサンダル「Gizeh(ギゼ)」をモデルに、素材をEVAにしたのがこちらの「Gizeh EVA」になります。履き心地はそのままに軽さを実現し、さらに耐久耐水性に優れ、濡れた場所でも滑りにくいのが特徴です。
しかも、本物のレザーのようなシボ感まで再現。バックルまでもソールと同じEVAで作るというこだわりは、ビルケンシュトックらしいところ。汚れても水洗いできるため2足目のサンダルとしてもおすすめです。
快適な履き心地とEVAになっても変わらない大人なデザインは、ちょっとした買い物からアウトドアシーンまで幅広く使えます。しっかりとした硬さのあるソールなので、足場の悪い場所でも快適に過ごせますよ。
>> ビルケンシュトック
3. 雪駄×スニーカーのハイテク「和サンダル」
goyemon
「UNDA - 雲駄」(1万8150円)
日本の伝統的な“雪駄”を快適な履き心地にすべく、最新技術を駆使した“スニーカーソール”を融合させて生まれた「UNDA」は、今までにない斬新な和サンダルです。
天板生地は<Made in 京都>。擦れに強く丈夫な京都のカスリ染糸を使用したデニム調の織物で、さらっとした肌触りが心地いい。また、ヒールが少し高くなっているため、姿勢がスッと正されるような感覚も◎。
適度な硬さのミッドソールにはエアが入っており、衝撃を軽減。また雪駄天板部分にも低反発クッションが仕込まれているため、素足が直接あたる部分もあたりが柔らかく抜群の履き心地です。アウトソールは、スポーツシューズにも使われる耐摩耗性に優れたサーモプラスチックラバーを採用しています。
スニーカーソールにより、いわゆる“洋”の要素も入っているため、さまざまなスタイリングに合わせやすいのも特徴です。
>> goyemon
4. 素足感覚で履ける極薄トングサンダル
ゼロシューズ
「クラウド」(7480円)
“自然のままに足を動かす楽しさと自由を感じること”をコンセプトに掲げるアメリカ発のサンダルブランド、ゼロシューズ。原始的な印象のワラーチを現代版として進化させたハイブリッドサンダルとなる「クラウド」は、ヒールカップや熱溶着されたEVAフォームなど、靴を作るかのような工程で製作されています。その軽快な履き心地は、名前の通り雲の上を歩くよう。
片手でもグニっと曲がる柔らかさが歩行時の快適さとホールド感を実現。薄さと軽さは持ち運びにも便利です。
ヒールカップとコードがあるため、つま先に重心をかけても踵が浮いてしまうことがなく、走れるぐらい高いフィット感。柔らかすぎて石や枝などが気になるのではと思われがちですが、そんなことは一切なく、アスファルトでも気にせず歩ける硬さも兼ね備えた新感覚のサンダルです。
>> ゼロシューズ
■スポサンのようなデザインと履き心地
フリーウォータース
「TRIFECTA」(7700円)
2010年にカリフォルニアで誕生したフリーウォータース。人間工学に基づき足にフィットするよう設計された厚みのあるミッドソールは、長時間の歩行でも疲れを軽減。フットベットには柔らかく反発性のあるシュプリームフォームがドッキングされているため、足の接地面はとても快適です。歩いていても安定感があるため、足場の不安定な場所だけでなく、硬いアスファルト上でも安心して履けます。
厚みがあり溝が多いラバーアウターソールは、濡れた状態でのスリップしづらく悪路でも歩きやすい。また、かかと部分の縦のスリットは、内股歩きの人でも、がに股歩きの人でも足馴染みを良くするよう考えて生まれたデザインなんです。
甲の部分にあるストラップは、安定感をもたらしてくれるだけでなく、スポサン感覚のフィット感をもたらしてくれます。街履きもしたくなるデザインの、フリーウォータースで一番人気のモデルです。
>> フリーウォータース
<取材・文/宇田川雄一>
宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/315239/
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