キャノンがリモート環境にぴったりのプリンタを発売

キヤノンは、家庭用インクジェットプリンター「PIXUS」シリーズの新製品として、新たに3機種を発売した。いずれも、「自宅での仕事や学習をサポートする」家庭用プリンターで、リモートワークやリモート学習などを意識した新製品になっている。

新しい生活様式に適応

「新しい生活様式」の日常生活への定着が進むにつれて、仕事・学習・遊びを自宅で行う機会が増加。同製品は、そんな環境に対応した新機種で、業務で使用する書類や資料、オンライン学習の課題や解答用紙、また、ペーパークラフトなどの多様なプリントを、自宅で簡単に印刷することを可能にしている。

同社の提供する新サービスを活用することで、在宅勤務の際に、リモートで操作している会社のPCから、クラウド経由で自宅のプリンタで印刷が可能に。自宅のPCにファイルを保存する手間を省き、リモートプリントすることができる。また、教育機関や学習塾などで使用が広がるオンライン学習プラットフォーム「Google Classroom」、学校での普及が見込まれる「Chromebook」などをにも対応しているという。

スマホ連携で簡単プリント

液晶画面上に表示されるQRコードをiOS端末で読み取るだけで、端末側でのプリンターのSSID選択やパスワード入力をすることなく、スマホとプリンターを無線でダイレクト接続する「QRコードダイレクト接続」も搭載。より簡単にプリンタに接続できる仕様になっている。

ちなみに、富士ゼロックスもタッチレスで複合機操作22機種を新発売することを発表。こちらは、オフィス用の機種ではあるが、タッチレスで操作したり、受信したFAXをメールで転送したりする機能も搭載し、新型コロナウイルス感染症に対応した新たな働き方をサポートする製品となっている。

コロナウィルスの影響で在宅勤務が広がり、拠点のあり方を見直す企業が増えているようだが、その流れは今後発売される製品にも大きな影響を及ぼしそうだ。

キャノン


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