TwitterがTikTokと同盟を組むかも?予備交渉を行ったとWSJが報道

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9月15日までに米企業による買収交渉がまとまらなければ、米国内でのサービス停止が予告されている人気動画共有アプリTikTokですが、Twitterと同盟を組むという新たな可能性が浮上した、とThe Wall Street Journalが伝えています。

Microsoftとは保有する現金の額がケタ違い

2020年6月時点で、Twitterが78億ドル(約8,263億円)の現金を有していたのに対して、すでにTikTokの買収交渉を本格的に進めているMicrosoftは1,360億ドル(約14兆4,084億円)を保有しており、財力は文字通りケタ違いであることが伺えます。
 
もし仮にTwitterがTikTokとの交渉に臨む場合、外部投資家の助けが必要になるとみられていますが、同社のバックには資金力の高いSilver Lakeなどの投資企業がついており、完全に活路が断たれているわけではないようです。

Twitterにとって逆戻りの選択に?

現在のところ、MicrosoftがTikTokとの交渉において有利な立場にあるとされていますが、もしTwitterがTikTokと同盟を組むことになれば、Twitterが大きく変わる可能性がある、とWSJはコメントしています。
 
しかしながら、Twitterは2016年にショート形式の動画共有サービスVineをコストカットの一環として停止しており、同社のプラットフォームにTikTok的機能が追加された場合、ある意味逆戻りになるのではないかとの指摘もあります。
 
いずれにせよ、ドナルド・トランプ米大統領が買収額の大部分を米財務省に支払うことを求めていることもあり、TikTokと米企業との交渉は難航すると推測されます。
 
 
Source:WSJ
(lexi)


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