株式会社Preferred Networks(以下、PFN)は、子ども向けのタイピング練習教材「Playgram Typing(プレイグラム・タイピング)」を開発。β版がWebアプリとして無料公開されている。
段階的にローマ字入力を学ぶためのWebアプリ
PFNは先月、コンピュータサイエンス教育事業の立ち上げを発表していた。これは、論理的かつ創造的な思考力を育み、世界レベルで活躍できる人材の育成を目指すというもの。
その事業の第1弾としてプログラミング教材「Playgram」が開発されており、今回のPlaygram Typingはそれに続く形となった。なお、Playgram Typingのβ版の無料公開期間は来年3月までで、その後の提供形態は追って案内される予定。
Playgram Typingでは、パソコンのキーボードを使って、50音から段階的に日本語のローマ字入力を学ぶことができる。また、直感的な理解を助けるビジュアル表示により、タイピングの正しい指使いを身につけられるような仕組みとなっている。
2つの学習モードを用意
Playgram Typingにおける学習モードとして、タイピングの基礎を覚える「基礎練習モード」と、スピードと正確性を鍛える「うでだめしモード」の2つが用意されている。
「基礎練習モード」では、タイピングにとって重要なホームポジションを覚えるところからスタート。ステージクリアなどの演出によってゲーム性も備えており、楽しく学ぶことができそうだ。
そして、基礎を覚えた後は「うでだめしモード」にチャレンジ。同モードでは、学習履歴から苦手なキーを自動選出して重点的に出題することで、効率的な練習をサポートする。
なお、どちらのモードも音声読み上げとふりがな表示に対応。そのため、アルファベットを学びながらタイピング練習を進められる。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/134235
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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