リアルアバター株式会社は、最新鋭全身3Dスキャナー(以下、全身3Dスキャナー)の法人向け販売をスタートした。同社の浅草スタジオには、この全身3Dスキャナーが設置されている。
組み立て・解体や運搬が容易な全身3Dスキャナー
今回の全身3Dスキャナーのセールスポイントは、プロジェクターによるノイズパターン照射撮影と通常撮影の連写に対応していることだ。これまで不得手としていた黒い衣服などの着用時においても、ハイクオリティな3Dモデルの生成を実現。また、10分以内に3Dモデルのプレビューを表示することも可能とした。
全身3Dスキャナーのカメラは、折り畳み可能かつ独立した柱ユニットに格納されており、スキャナーの組み立てと解体のスピードアップに貢献。そして、フライトケース3つにすべてのユニットを収納できるため、運搬も容易とのこと。販売対象として法人を想定し、販売価格はオープン価格となっている。
浅草スタジオにてサービスを展開
リアルアバター株式会社は昨年7月、同社浅草スタジオでのリアルアバター制作サービスを開始。リーズナブルな料金体系で、高精細な実写ベースの3Dアバターを制作している。サービスの特徴としては、被写体のオーバーラップを最適化した360度瞬間撮影や、マーカーを用いた高精度の位置推定・ポリゴンメッシュ化が挙げられる。
制作されたアバターは、バーチャルSNSやVRプラットフォームサービス、各種VR・ARアプリなどにおいて活用されているという。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/134256
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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