Google Japanは8月12日、授業をサポートするGoogle for Educationの新機能をブログ記事で発表しました。Google Meetでは、教員(主催者)の管理機能が強化され、Google Classroom、ではオンラインでも課題を理解し、整理しやすいように、児童生徒の「To Do」と教師用の「確認が必要な課題」機能が追加されます。
Google Meetで最大49人までの児童生徒の表示か可能に
ビデオ会議ツールGoogle Meetでは、9月から順次以下の新機能が提供されます。
- オンライン授業を退席もしくは2度参加を拒否された参加者に対して、再度同じ授業への参加を禁止できるようになります(今月下旬に導入予定)
- 授業終了後(そのままオンラインのミーティングルームに児童生徒達だけで残らないように)参加者全員のセッションを終了
- 参加リクエストを一括で承認/拒否することで、より簡単に管理
- 授業中にチャットを無効にし、画面共有できる人の制限を設定
- 教員が参加するまで授業(ミーティング)が開始されないように設定
また、オンライン授業で児童生徒の関心と参加を促すための新機能も追加予定です。
9月から順次提供が予定されている機能は次のとおりです。
- 7☓7グリッドの大きなタイル状のレイアウトで、一度に最大49人までの児童生徒を表示することができます。
- Google MeetにJamboardの機能を追加します。これにより教室で黒板を使うのと同じように、子どもたちがオンライン上のホワイトボードでアイディアを共有しクリエイティブに授業を進めることができます。
以下の機能は、10月から順次提供予定です。
- 背景をぼかしたり、背景を指定の画像に差し替えたりすることで、誰もがより快適に遠隔学習の授業に集中できます。(注:管理者は必要に応じてカスタム背景を無効にすることができます。)
- 出席を記録する新機能でどの児童生徒がオンライン授業に出席したかを確認することができます(G Suite Enterprise for Educationのみ)
- ブレイクアウトルーム機能は、教員がクラスを班分けしてグループ学習ができるようになります。(G Suite Enterprise for Educationのみ)
今年後半に追加予定の機能として、「挙手」や「Q&A」「アンケート」機能なども挙げられています。
さらに今年後半には、すべてのGoogle for Educationのユーザーに無料で期限付き録画機能が提供される予定で、主催者は授業を録画し動画の有効期限が切れるまで最大30日間、自分のドメイン内での共有が可能となります。
Google Classroomで課題の理解、整理がより簡単に
オンライン環境での課題の管理は大変ですが、Google Classroomに児童生徒用の「To Do」と、教師用の「確認が必要な課題」機能が近日中に追加される予定です。
また、コース参加コードの共有だけでなく、教員はクリック一つでクラスに参加するためのリンクをGoogle Chatなどで簡単に共有することが可能となっています。
Source:Google Japan
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-306188/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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