多くの人がスマホの充電に毎日ケーブルを使用しているだろう。パソコンにつないだり、コンセントからのばしたりといった活用シーンで、また使用しないときもコンパクトに管理・収納できるケーブルが登場した。
香港のスタートアップが開発した「Speedy」は、ケーブル10カ所にマグネットが付いていて、使用しない部分を巻いてマグネットで固定できるというもの。広がったり絡んだりするのを防ぐことができる。加えて、PD給電やデータ転送にも対応する。
10カ所に金属
Speedyは全長1メートルのケーブルで、10カ所の表面に金属が付いている。金属は磁力で互いにくっつき、ケーブルを巻いてからマグネットでとめるとループ状態を維持できるという仕組みだ。
ループ状に巻きつける長さを調整することで、コンセントにつなぐときはやや長めに、パソコンから電源をとるときは短めにと、シーンに応じてケーブルの長さを調整できる。
不使用時は完全に巻き取って止めておけば、持ち運び時にマッグの中で絡む心配もない。
18W出力で急速充電
また、SpeedyはPD対応で、18W出力で急速充電できる。そしてデータシンクにも対応するので、パソコンにスマホをつないで素早く充電しながらデータを移す、ということが可能。転送速度は480Mbpsだ。
SpeedyはUSB-A/ライトニング、USB-A/USB Type-C、USB Type-C/ライトニング、USB Type-C/USB Type-Cの4種が用意されている。
Speedyは現在クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達を展開していて、出資額は116香港ドル(約1600円)〜となっている。出資期限は9月28日。目標額を達成すれば10月から発送が始まる。
- Original:https://techable.jp/archives/134536
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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