株式会社リンクアンドコミュニケーションは、同社のAI健康アプリ「カロママ」「カロママ プラス」をアップデート。AIによる画像認識機能の一部を強化した。
アップデートで、さらに多くの食事メニューに対応
「カロママ」は、毎日の食事や運動などのライフログに対して、AI管理栄養士がリアルタイムでアドバイスを提供するアプリだ。そして「カロママ プラス」は、企業・健保の従業員やスポーツクラブの会員などを対象にしたアプリで、約6,000以上の団体が導入しているという。
両アプリは、AIによる画像認識機能を搭載。この画像認識機能は、「食事領域認識」「食事メニュー認識」「食材認識」「食事量認識」という4つの機能で構成されている。そのうち「食事領域認識」「食事メニュー認識」が大幅に強化され、食事メニューの認識数が従来の215メニューから273メニューへと増えた。
今回の機能強化によって、これまで以上に詳細な食事メニューの認識が実現。より正確な健康アドバイスの提供が可能になるとのことだ。
一部機能に関して、特許権の取得を発表
前述の機能の中で、「食事量認識」が特許権を取得したことも明らかになった。
同機能では、食事の量を認識するために、箸やスプーンなどのカトラリーを基準物体として計測する「カトラリー認識」を行っている。
株式会社リンクアンドコミュニケーションは、引き続きアプリの強化を進めていくとしている。今後のアップデートにも注目したい。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/134942
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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