Appleが、米国特許商標庁(USPTO)から、Apple Watchの薄型化に繋がりそうな新しい形状の光学センサーに関する特許を取得したとAppleInsiderが報じています。
光学センサーに関する特許
Appleが現地時間2020年8月20日付で取得した特許の題名は、「湾曲した積層構造の光学センサーを搭載する電子機器」というものです。
この特許には、光学センサーを電子機器に搭載するための方法が記載されていますが、それらは最終的にApple Watchの薄型化に繋がり得るものだとAppleInsiderは説明しています。
Apple Watchの薄型化に繋がり得る
本特許が想定する電子機器は、「ラップトップコンピュータ」「リストバンドデバイス」「ペンダントデバイス」「ヘッドホンやイヤホン」です。これらの電子機器に光学センサーを搭載する場合、センサーの大きさが障害になる可能性がある他、センサー搭載済みの機器では薄型化を阻害する要因にもなると記載されています。
光学センサーが占めるスペースを最小化する方法の1つが、今回の特許に記された「湾曲した光学センサーの搭載」です。湾曲したセンサーは、凹面にプレス加工された部材を積層して製造されるようだとAppleInsiderは伝えています。
湾曲した光学センサーがApple Watchに搭載された場合、現在は凸面になっているApple Watch背面中央部が凹面になることで薄型化、皮膚への密着度も向上することが期待できそうです。
Apple Watch本体を薄型化する方法としてAppleは、触感フィードバックを実現するハプティックモーターを、バンドに組み込む特許、Apple Watch側面のDigital Crownをフラットなセンサーに置き換える技術の特許も取得しています。今回明らかになった特許、「湾曲した積層構造の光学センサーを搭載する電子機器」の申請者はDigital Crownの特許と同じ、テイラー・S・ブッシュネル氏です。
Apple Watch以外に、次世代AirPodsには、環境光センサーや空気圧センサーが搭載されるとの予想もあります。
Source:USPTO via AppleInsider
Photo:EverythingApplePro/YouTube
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-308104/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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