Pocket-lintが、iPhoneなどの「新しいガジェットの登場で消えた33のテクノロジー」を紹介しています。同メディアは「カセットテープ」「フロッピーディスク」「音響カプラー」などを取り上げています。今回はその中なら16のアイテムを抜粋してご紹介します。。
33の消えたテクノロジーから16のアイテムを抜粋して紹介
Pocket-lintは、最新のスマートフォンやコンピュータは、それまでの製品と比べて機能は同じでも小型化され、持ち運びにも有利だと説明しています。同メディアは「そうした最新のガジェット、機器の登場で消えていった、消えつつあるテクノロジーがあったことを知らないユーザーも現れているだろう」とし、33の消えたテクノロジーを紹介しています。
公衆電話ボックス
公衆電話の設置台数は日本だけではなく、世界中で減少を続けているようです。
ダイヤル式電話機
ダイヤル式電話機、黒電話を見たことがないかたも増えているでしょう。電話の自動応答で、「プッシュ回線の方は○番を押して」との、ダイヤル回線と区別するための案内も減っています。
通話とSMS送受信機能だけの携帯電話
初期のアナログ携帯電話は、メモリー件数10件、通話機能のみというものでした。
ポケベル
ドラマの名前にも登場するほど広く普及した「ポケベル」も、現在はサービスを終了しています。
PDA
COMPAQのiPAQ、Apple Newton、PalmなどのPDAを見かける機会も現在では無くなっています。
レーザーディスク
レーザーディスクは1978年に発売され、映画愛好家からは好評でしたがプレイヤーの価格が高額だったことで思ったよりも普及せず、製造販売は2001年に終了したとPocket-lintは説明しています。
DVD
ストリーミングの普及により、DVD、CD-ROMの販売数が減少しています。
フロッピーディスク
新品のフロッピーディスクを入手するのは困難ですが、ボーイング747の整備用途としてはまだ現役だと、米メディアPopular Maniacsが紹介しています。
FAX
文書はスキャナーで取り込み、メールの添付データで送ることが普及した現在では、FAXが活躍する場面も減っています。
カセットテープ
カセットテープはCD、MDの登場とともに販売数が減少し始めましたが、最近は復刻ブームを迎えており、SONYやTDKのメタルテープの新品未開封品は、オークションで高額取引されています。
VHS
民生用市場ではアナログビデオフォーマットとしてベータに勝利したVHSは、レンタル用途ではDVDに取って代わられました。
DAT
66万台が販売されたDATは、CDよりも音質が良いと評価されましたが、ソニーは2005年に製造を中止しています。
OHP
昔の学校で資料を写すために多く用いられたOHPを、最後に見かけたのはいつでしょうか。
スライドプロジェクター
OHPを一部代替えしたスライドプロジェクターでさえ今では貴重で、イベントホールの倉庫の片隅でホコリを被っているケースが増えているようです。
アナログモデムと音響カプラー
アナログモデムのデッドストックは「秋葉原最終処分場。」で販売されることもありますが、音響カプラーは今日、目にするのも困難です。
ブラウン管テレビ
Pocket-lintによれば、家庭用テレビ用途、コンピュータ用ディスプレイ用途としても、ブラウン管テレビ(CRTディスプレイ)は2007年以降、急速に姿を消しています。
iPhoneの登場が、これらのデバイスの陳腐化を加速させたか
Pocket-lintが紹介している消えたテクノロジー、機器の消滅には、1台で多くの機能を実現してしまうiPhoneの登場も大きく影響しているようです。
Source:Pocket-lint, Popular Mechanics
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-308668/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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