東京地下鉄株式会社(以下、東京メトロ)は、東京における大都市型MaaSの取り組みとして「my! 東京MaaS」を始動。同時に、新たなアプリ「東京メトロmy! アプリ」も公開している。
大都市型MaaS「my! 東京MaaS」とは?
東京メトロによる「my! 東京MaaS」のキーワードは、「パーソナライズド」「リアルタイム」「更なるネットワークの連続性の追求」の3つだ。
まず「パーソナライズド」の具体的な取り組みとして、エレベーターのある駅を経路に含めて案内する「エレベータールート検索」や、「雨にぬれないルート検索」の提供を想定。これにより、利用客が移動しやすい環境をつくっていく。
そして「リアルタイム」では、リアルタイムな運行情報や列車走行位置の確認に加え、運転見合わせを回避した経路提案も実現。
最後に「更なるネットワークの連続性の追求」として、鉄道に限らず、タクシーやシェアサイクルといったさまざまなモビリティとの連携を図る。
東京メトロはこれらの取り組みを通じ、移動を快適かつ楽しいものにするとともに、移動ニーズの創出を目指す。
既存アプリを段階的にリニューアルする「東京メトロmy! アプリ」
「my! 東京MaaS」の一環として公開された「東京メトロmy! アプリ」は、既存アプリ「東京メトロアプリ」を段階的にリニューアルするものだ。当面の間、ユーザーは両方のアプリを利用できるが、 一定期間経過後は両アプリが統合される見込み。なお、統合時期は未定となっている。
「東京メトロmy! アプリ」ではデザインが刷新され、リアルタイムな運行情報を把握しやすくなった。また、列車内や改札口の混雑状況をチェックできる機能なども追加されている。
iOSはバージョン12.0以降、Android OSはバージョン6.0以降に対応。公式サイトから、App StoreおよびGoogle Playにおけるアプリのダウンロードページへ移動できる。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/136177
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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