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子どもの頃から猫は大好き。ただ、残念ながら苦手な家族がいて、飼えなかった筆者。一方、15年前に結婚した妻は子どもの頃から猫と暮らしていたので、「結婚したら必ず猫を飼おう」と、知人が拾った子猫を譲ってもらう。その後、3人の娘を授かった後、2年前に今度は知人の実家で生まれた子猫も再び譲ってもらった。これで我が家は7人(匹)の大家族に。しかも、妻と3人娘は揃ってロングヘア。そして季節ごとに毛が生え替わる2匹の猫。コヤマ家のリビング掃除は大量の抜け毛との戦いとなったのです。そんな我が家にパナソニックから発売された「ブラシに毛がからみにくい」という新コンセプトのコードレススティック掃除機がやってきました。
短毛種だからそんなに
抜け毛は気にならないはずが
うちにいる2匹の猫。1匹は15才(人間だと80才ぐらい)のおばあちゃんである保護猫ショコラ。見た目はアメリカンショートヘア風ですが、性格などはスコティッシュフォールド。保護猫ゆえ出自の詳細はわかりませんが、おそらくミックスのようです。もう1匹は2才(20才ぐらい)のキジトラ柄マロン。名前の由来は毛並みが茶色いから。どちらも短毛種なので、それほど長い毛が抜けるわけではありません。しかし、春と秋には冬毛、夏毛への生え替わりがあり、その時期にはソファやベッド、カーペット、そして家族の衣類にはたっぷりと抜け毛がつきます。
残念ながら2匹の猫はあまり仲が良くなく、頻繁に快適な居場所を巡って喧嘩をしています。喧嘩をした直後はストレスで大量の抜け毛が発生。その場所にはべったりと猫の毛が付いています。更に猫たちは大人のベッドや子どもたちのベッド、ソファなど、所構わず我が物顔で過ごしています。ソファで座っていると膝の上に座り、ベッドで横になっていると胸の上に座り。きっと人間のことも乗っていい場所だと認識しているに違いありません。
そんな毎日ですから、猫がいた場所に残された抜け毛や家族の服に付いた抜け毛は、家中に広がり、カーペットの上や部屋の隅に猫の毛にまみれたホコリやゴミとして漂ってしまうのです。
床掃除には欠かせなかった
ブラシ掃除のハサミが不要に
我が家のリビングは子どもが一日じゅういる週末には、いろんなゴミでいっぱいになります。一番下の娘はまだ小学校1年生なので、食べこぼすこともありますし、3人でお絵かきをしたり、工作をしたあとは、紙の切れ端やちぎれたテープ、ケシカスや小さくなったクレヨンなどが床に散らばっています。これらと猫の毛、そして家族の抜け毛が渾然一体となって床に溜まります。
これまで掃除機をかけるときは、ハサミの用意が欠かせませんでした。ロングヘアの妻と娘たちの髪の毛、そして猫の毛が絡まったゴミを掃除していると、ヘッドのノズル部分のブラシには一瞬で髪の毛が絡んでいきます。ゴミのかき込みが悪くなったなと感じたら、一旦掃除機をオフにして、ノズル部分のブラシを確認。絡まった髪の毛を取り除いたり、カットするという作業が頻繁に発生していました。
これを大きく変えたのが新製品のコードレススティック掃除機「パワーコードレス MC-SBU840K」。新開発の「からまないブラシ」が搭載されており、長い髪の毛などがヘッド内のブラシにからみにくい構造となっているのです。
円すい形のダブルブラシをヘッドに採用し、ヘッドの中央部分に空間作ることで、ノズル部分のブラシに巻き付いた髪の毛を吸い込めるようになっています。これが本当なら、掃除のたびに汚いノズル部分のブラシを取り外して巻きついた髪の毛をカットするといった作業が発生しません。
「パワーコードレス MC-SBU840K」が届いたあと、半信半疑で実際に使ってみました。電源を入れて、散らかったリビングを掃除していきます。家族の髪の毛とそして子どもたちが床に散らかしまくった小さいゴミを次々と吸い込んでいきます。
「パワーコードレス MC-SBU840K」にはクリーンセンサーが搭載されており、目に見えない床に残った汚れの有無がわかります。センサーが赤く表示されるうちはまだ汚れが残っているのできれいに見えてもヘッドを動かして掃除を継続。センサーが緑色になったらその部分はきれいになった証拠です。また、汚れが多い場所に差し掛かると自動的にパワーアップするのも便利。微細なゴミがたくさんある場所もしっかりと掃除してくれます。
リビングの半分ぐらい、ソファ周りなど普段から、子どもたちと猫が過ごしているエリアの掃除が終わったら、一度掃除機を止めてゴミを捨てたりノズル部分のブラシを確認するタイミングです。これまでリビングで使っていた掃除機はヘッドが簡単に分解できるようになっており、ノズル部分のブラシを取り外してついた髪の毛を切っていました。
しかし、リビングを掃除したばかりの「パワーコードレス MC-SBU840K」のヘッドを裏返して、「からまないブラシ」を見て驚きました。本当に髪の毛の巻き付きがないんです。思わず「これはすごい!」と叫んで料理をしている妻をリビングに呼んでヘッドを見せびらかしてしまいました。ダストボックスにはたっぷりとゴミが入っており、たくさん吸い取っているのがわかります。
さらに短い猫の毛は、他のゴミと一緒に吸い込まれているだけでなく、ヘッドの左右両端にある起毛布にもたっぷり吸着していました。これは指で剥がしてゴミ箱にポイっ!でOKです。
これまでのように巻きついた髪の毛をカットすることはなく、そのまま残りのスペースの掃除を続けることができました。
ソファやベッドの上も
パワーコードレスでキレイに
「パワーコードレス MC-SBU840K」には様々なアタッチメントが付属しているので、床だけではなくいろんな場所を掃除できます。猫は犬とは違い高いところも大好き。ダイニングテーブルやキッチンカウンターは衛生の面で登らないように躾けていますが、椅子の上、棚の上、3段ベッドは3段目まで自由に動き回り、気に入った場所で眠っています。朝起きたら枕元と足元それぞれに猫がいたなんてことも。よく見ないと見えませんが、シーツの上も猫の抜け毛でいっぱいなんです。
しかし、パワーコードレスが1台あればどんな場所でも掃除ができます。例えば階段などは延長管を外して「からまないブラシ」を直接繋げたり、ペタすき間ノズルを使って、抜け毛や汚れが掃除できます。
また、猫が一日中寝ているソファやベッドについた抜け毛も「からまないブラシ」で一網打尽。これまでのように大型のエチケットブラシで猫の毛を掃除する必要はなくなりました。
自走性の高さも特徴的
掃除が軽々できるように
髪の毛などがノズル部分のブラシにからまないのが「パワーコードレス MC-SBU840K」の特徴ですが、初めて使ったとき、別の特徴にも驚きました。それは掃除機がかなり軽快に動かせることです。実は仕事部屋で「パワーコードレス」の初代モデルを長く使っています。その初代モデルと比べて「パワーコードレス MC-SBU840K」は非常に軽く掃除できるように感じたのです。本体質量は初代モデル2.5kgに対して、「パワーコードレス MC-SBU840K」は2.6kgと100gアップしています。それにも関わらず軽く感じました。
実はこれ、からまないブラシを搭載するにあたってヘッドに2つのモーターを内蔵したため、とのこと。ヘッドの自走性がアップしたことにより軽く感じるようです。本体の重量バランスもよく、重さを感じることなく使えました。
面倒なノズル部分のブラシのメンテナンスが不要で、軽快に掃除できる「パワーコードレス MC-SBU840K」。ロングヘアの家族と2匹の猫がいて、抜け毛の掃除が多い我が家では最適な掃除機です。
- Original:https://www.digimonostation.jp/0000128003/
- Source:デジモノステーション
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