独自の課金システムをApp Store内に提示した「フォートナイト」が、同ストアから削除されたことに抗議したEpic Gamesは、Appleの有名なテレビ・コマーシャルのパロディを制作・公開し、Appleを批判しています。
しかしオリジナルである「1984」を監督したリドリー・スコット氏はEpicのパロディ動画について、いまひとつ物足りなさを感じているようです。
スコット監督にパロディ動画について尋ねてみた
「1984」は、ジョージ・オーウェルの小説「1984年」をモチーフに制作されたテレビCMで、1984年1月22日の第18回スーパーボウルの際に一度だけ放送されました。
米メディアIGNがスコット監督に、Epicのパロディ版を視聴したかどうか尋ねたところ、次のような答えが返ってきたそうです。
もちろん見たし、[私のCMの]すべての場面が完全にコピーされたというのは、ある意味評価されているのだと思ったから、Epicに手紙を書いたよ。
しかし民主主義や圧倒的な力について語れることは山程あるのに、メッセージがあまりにも平凡なのが残念だ。
アニメーションは素晴らしいし、アイディアは最高だけど、メッセージはいまいちだね。
EpicとAppleは係争中で、裁判は現在継続しています。Appleは先日、ガイドライン違反として、Epicの開発者アカウントを削除したばかりです。
以下はEpicが公開中のパロディ動画、その下はオリジナルの「1984」です。
Epic GamesはApp Storeの独占に異議を唱えました。報復として、Appleは10億のデバイスでFortniteをブロックしています。https://t.co/VwLAHlzLap へアクセスし、2020年を「1984」にしないための闘いに参加してください。 pic.twitter.com/LSKyXiXQVA
— フォートナイト (@FortniteJP) August 13, 2020
Source:IGN via MacRumors
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-310219/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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