Appleは現地時間の9月3日、世界最大規模のデンマーク・エスビャウのの2台の風力タービンの建設に投資を行うと発表しました。発電された電力は同国内ヴィボーのAppleデータセンターに供給され、余剰分はデンマーク家庭向けに使用されるとのことです。
2030年までに100%カーボンニュートラルを目指すApple
高さ200メートルの2台の風力タービンで、20,000軒の年間消費電力に相当する62ギガワット(時)の発電が可能とされています。
「気候変動と闘うには、緊急対策と国際的協力が必要となる。ヴィボーのデータセンターは、この世代が抱える問題に対処できるということを証明してくれる」と、Appleで環境・政策・社会イニシアチブ担当副社長を務めるリサ・ジャクソン氏はコメントしています。
Appleは7月末に、2030年までに製造サプライチェーンと企業全体で100%カーボンニュートラルを目指すと発表しましたが、エスビャウの風力発電施設は目標実現のための重要な役割の一端を担うとみられています。
多くの現地人材を雇用
デンマーク・ヴィボーのAppleデータセンターは、45,000平方メートルの敷地面積を誇り、ヨーロッパでのApp Store、Apple Music、メッセージ、Siri、その他のサービスの提供を支えています。
ヴィボーのデータセンター建設には、600人の専門家が立ち会い、多くのデンマーク企業も開発に携わりました。現在データセンターは、多くの地元出身のデータ専門家、技術士、メンテナンス、セキュリティ従業員によって支えられています。
Source:Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-311015/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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