現地時間2020年9月8日に米国特許商標庁(USPTO)で取得した特許から、AppleはApple Watch内部にヒーターを内蔵し、侵入した水を蒸発除去する機構を組み込むことを検討していることがわかりました。
ヒーターで水を蒸発させて除去
Appleが今回取得した特許は、Apple Watchに搭載することを想定した、「埋込み型の水検出機構とヒーターを備えた蓋」に関するものです。
この特許には、デバイス内部に侵入した水を検出する機構とヒーターで加熱して水を除去する仕組みが記載されています。Apple Watch内部に侵入した水分は、2つの電極間のインピーダンス変化で検出され、ヒーターで加熱し蒸発させることで除去されます。
Apple Watchの防水機構をiPhoneにも導入?
Apple Watchには、スピーカーホールから排水する機能が搭載されています。それがどのように機能するかを実験で説明した動画もYouTubeで公開されています。同様の機構を将来的にiPhoneに搭載する可能性を示唆する特許を取得したことも、Patently Appleが伝えていました。
実験の様子を映した動画は、下記からご確認下さい。
Appleが今回取得した特許に記載された、ヒーターを用いた水分除去システムが将来的にApple Watchに導入され、その後iPhoneにも展開されるかもしれません。
Source:USPTO via Patently Apple(1), (2)
Photo:Apple
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-311940/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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