4800万画素機が1万円以下。コスパ戦線で最強となったRedmi Note 9S

6月9日より発売となったRedmi Note 9Sが安い! 画面が6.67インチと大きく、4800万画素センサーも搭載した4眼カメラを搭載しているのに、SIMフリーモデルの価格は2万6000円~というプライス。209グラムとやや重いがそのぶんバッテリー容量が多く、日常使いで頼れる存在だ。そんなRedmi Note 9Sが、なんと9800円で売っていたのです…! しかも各種プランが適用されれば1800円に! 期間限定とはいえ、世界でもっとも安い価格だったのでは。

Xiaomi
Redmi Note 9S
実勢価格2万6000円

Xiaomiの格安ライン的サブブランドがRedmi

現代の人類にとってファーストデバイスとなるスマートフォンは、代を重ねるごとに性能を高めてきました。さわってサクサク、写真や動画と撮ってキレーイ。バッテリーの持ちもいいし画面も大きいし、自分の日常を支えてくれるマシンとして最高の相棒です。

でも弊害もあります。高い。機能性能がぐーっと高まってきたことで、価格が高騰してきている。ハイエンド機ともなれば10万円超えのモデルばかりで、ちょっと手が出しにくい。

フロントカメラはノッチ式ではなく、パンチホール式。1600万画素でパノラマセルフィー、AIシルエット検出、前面フラッシュ、AI美顔、AI ポートレートモードなどの機能が使える

とお考えのみなさまに熱烈プッシュしたいスマホがあります。「Redmi Note 9S」です。

Redmi(レッドミー)って聞いたことのないブランドだな、と思われる方もいるでしょう。実のところRedmiは、Xiaomi(シャオミ)のサブブランドなのですよ。2010年に中国・北京で生まれたXiaomiは、少数モデルを大量生産することで高機能低価格を実現し、世界シェア4位という巨大スマホメーカーとなった存在です。

最新スマホが1万円以下という衝撃プライス

めずらしくなってきた有線イヤホン端子つき。音の遅延がストレスになるNetflixやゲームなどを楽しむスマホとして最適。

Xiaomiの日本市場における今日現在のラインナップは、Mi Note 10(実勢価格5万6000円)、Mi Note 10 Lite(同3万6000円)、Mi 10 Lite 5G(同4万円)。ここに加えて、実勢価格が2万6000円ほどとなるRedmi Note 9Sが6月9日より加わっています。全部安いのに、そのなかでもRedmi Note 9Sは際立って安い!

指紋センサーを内蔵した電源ボタン。マスクをつけている状態でも、素早くロックを解除できる。

しかもNTTレゾナントが運営するgoo Simsellerの期間限定セールではありましたが、RAM4GB・ストレージ64GBのRedmi Note 9Sが9800円で入手できたんですよ。

さらに他社からの乗り換え(MNP)をすると4800円(-5000円)、対象オプション加入で1800円(-3000円)に!

回線契約が必須で初期手数料などもかかるとはいえ、選択次第では1万円以下で発売後3ヶ月の新型スマホが手に入る。なんだか型落ち感のある1円スマホよりインパクトの大きなこのビッグウェーブ。ええ乗りましたともポチりましたとも。

スペックは高いがややもっさりだが納得の操作感

nanoSIMカードを2枚、microSDカードを1枚差せるスロットが備わる。

Redmi Note 9Sを動かしている心臓部はSnapdragon 720G。スマホでは様々なSoCが使われていますが、コイツは中の上クラス。ミドルハイな演算能力を持ちます。ベンチマークソフト上でのスコアは、iPhone Xと同じくらい。

ただ実際に使ってみると、もっさり感はあります。設定画面を出す、アプリを起動する、カメラアプリなどでデータを書き込むなどのシーンにおいて、コンマゼロ何秒かの遅れを感じます。アニメーションそのものはスムースなので、OSの違いというべきでしょうか。最新のAndroidはハイエンドSoCに合わせてUI設計をしているのではなかろうか、と感じてきます。

とはいえ、慣れたらなんてこたーありません。マスク常備のこの時代、指紋センサー搭載機の華麗なロック解除は快適ですし、アプリも一度読み込んでしまえばサクサクと動きます。フォートナイトも難なく遊べるので、アップルvsEpicのバチバチファイトを喰らってフォートナイト難民となったiPhone・iPadユーザーの方にもぜひ使っていただきたい。

1200万画素モードでも満足できるスーパーピクセルセンサー

4800万画素の広角カメラ、800万画素の超広角カメラ、500万画素のマクロカメラ、200万画素の深度カメラの組み合わせ。

Redmi Note 9Sでもっとも期待していたのが4800万画素のメインカメラ。通常は4ピクセルを1ピクセルとして使う1200万画素カメラとして機能する、最近流行りの4-in-1 スーパーピクセルセンサーを用いています。4800万画素と1200万画素でどう違うのか撮り比べてみたところ…。あんまり、差はないなあ。

確かに精細感はUPします。細部の輪郭が細く描かれています。しかし強めに補正がかかること、JPEG保存時の圧縮率が高いことから、ニュアンスそのものはつぶれがち。1億画素超のセンサーを積んだMi Note 10でも同じ傾向がありましたし、他社の4ピクセルを1ピクセルとして使うセンサー搭載機とも酷似している現象です。

最新世代のスマホだけあって、4800万画素モードでもシャッターボタンのタップ連打による連写は可能。メモリ周りに改善が見られることがうかがえます。けれども特別使うことはないかなー。1200万画素でも、2万円台までのスマホのなかではすばらしい画質だと思えるカメラでしたから。

風呂場スマホによし自転車ナビによし

バッテリー容量は
5020mAhとかなり多い。ディスプレイも6.67インチと巨大サイズ。必然的に、本体のサイズも大きくなった。

おサイフケータイ機能をもっていないため、メインのスマホとして使うには厳しいところがあるRedmi Note 9S。しかしセカンドスマホならば申し分なさすぎる仕様が気に入っています。特に防水力!

IP/IPXによる防水力表示はありませんが、Redmi Note 9Sは極めて高い撥水力を持つPi2ナノコーティングが施されており、雨くらいの水分なら強力ガード。最初からシリコンケースが付属してきますし、風呂場でのYouTubeチェックや自転車・バイクのナビ用としても使えるヤツなんですよ。

物理SIMカードが差せる(しかもデュアルスロット)から、海外旅行時の情報デバイスとしても最適。microSDカードスロットでストレージ量も増やせる。アナログイヤホン端子もついてくる。多くの人が求める機能を過不足なく装備したハイコスパなスマホ。それがRedmi Note 9Sなのです。


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