株式会社インターメディア研究所が、USBに挿すだけで手軽に使うことができるペン型のマウス「Gridwork」を発表。TV会議の画面上にも手書きで書き込みができる。
独自の開発技術で実現した書き心地
「Gridwork」とは、USBで接続するだけでPCで手書きができるツール。「ドットコード(Grid Onput)」と呼ばれる極小の点で構成された二次元コードが、一面に印刷されており、搭載された赤外線スキャナーがドットコードを読み取ることで座標位置を特定。滑らかな書き心地の手書きを可能にしている。
こうした技術は同社が培った技術によって実現されたものだという。
会議の効率を高めるペン型マウス
専用のアプリや設定などは一切必要なし。ペンをGridboardの上で動かすとマウス操作を行うことができる。ペン型のためマウスを使うよりも書きやすく、滑らかな描画が可能だ。
各種アプリケーションでのペンツールが利用できるのも特徴で、ZoomやTeamsなどのオンライン会議システムのペンツールが利用できたり、Microsoft Officeの描画機能、Windows Ink ワークスペースなどWindows搭載のキャプチャツールなどのペン機能を使うことができる。
ZoomやTeamsのホワイトボード機能を使えば、全員が自由に書き込めるブレストも可能。オンライン授業では生徒と先生による双方向の手書き、また先生が行った授業をZoomの録画機能で録画し、アーカイブするといった使い方も期待できる。
同社は他にも「電子スタンプ」を開発するなど、アナログとデジタルを融合させた製品を発表している。「電子スタンプ」は、固有の「静電容量コード」が設定されおり、それぞれのスタンプを特定・認証できるというもの。スタンプが使用される店舗や設置場所、サービスなどがひも付けされた「静電容量コード」を認証し、ポイントやクーポンの発行・消込、スタンプラリー、チケットのもぎりなどに活用可能に。レシートレスの決済や電子印鑑が可能にするものとして注目したい。
- Original:https://techable.jp/archives/137425
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:kawaguchiasuka
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