Appleは現地時間9月15日(日本時間16日)、スペシャルイベントをオンラインで開催し、新製品のApple Watch Series6、Apple Watch SE、iPad(第8世代)、iPad Airを発表しました。噂されていた新型iPhoneやAirPods Studio、AirTagsはいずれも発表されませんでした。
また新サービスとして、Apple WatchとiPhone、iPad、Apple TVを連携させて取り組める新たなフィットネスサービス「Apple Fitness+」と、Apple Music、Apple TV+などの定額サービスをまとめた「Apple One」がお披露目しました。
iOS14、iPadOS 14など次期OSの正式版は、イベント翌日の9月16日にリリースされます。
▼Apple Watch Series6:新機能の血中酸素濃度測定、ブルーなどの新色も
▼Apple Watch SE:基本的な機能で求めやすい価格に
▼Apple Fitness+:より快適なトレーニングができる新フィットネスサービス
▼Apple One:音楽、テレビ、ニュース…便利なサービスをひとつに
▼iPad(第8世代):処理速度・グラフィック性能など進化、3万円台から
▼iPad Air 4:Touch IDを電源ボタンに内蔵、新色含む5色ラインナップ
▼iOS14など次期OS:現地時間9月16日に正式版リリース
▼新タイプApple Watchバンドなどアクセサリ新製品も続々
Apple Watch Series6:新機能の血中酸素濃度測定、ブルーなどの新色も
Apple Watch Series6は、血中酸素濃度測定が可能になる新たなセンサー、常時表示ディスプレイなどを搭載しています。バッテリー持続時間は18時間のままですが、新たに急速充電に対応し、90分未満でフル充電できるようになりました。
カラーはゴールド、シルバー、ブルー、スペースグレイ、(PRODUCT)RED、グラファイト、スペースブラック(チタン・ステンレスケースのみ)とカラフルなラインアップになりました。ケースは44mm、40mmから選べます。
価格は税別42,800円からで、本日より注文受付を開始し、9月18日(金)より出荷されます。環境への配慮から、今回のApple Watch新製品にはUSB電源アダプタが同梱されないと発表されています。
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Apple Watch SE:基本的な機能で求めやすい価格に
新たに追加されたApple Watch SEは、Apple Watch Series3よりも最大2倍の速さとなるS5チップを採用し、Series6と同じ加速度センサー、ジャイロスコープ、コンパス、高度計などを搭載しています。転倒検出機能や緊急SOS機能にも対応。
カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイの3色で、ケースは44mm、40mmから選べます。Apple Watch Series6から搭載される血中酸素濃度アプリには対応していませんが、GPS+Cellularモデルではファミリー共有設定に対応しています。
価格は税別29,800円からで、本日より注文受付を開始し、9月18日(金)より出荷されます。
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Apple Fitness+:より快適なトレーニングができる新フィットネスサービス
「Apple Fitness+」は、Apple Watchと、iPhoneやiPad、Apple TVを連動させて取り組める新フィットネスサービスです。ヨガやサイクリング、ダンス、室内ウォーキング・ランニングなど、さまざまなエクササイズが提供されます。
iPhoneやiPad、Apple TVで行いたいワークアウトを選ぶと、Apple Watchのワークアウトアプリが自動的に開始し、測定値をリアルタイムでワークアウトを見ている画面上に表示します。
サービス提供開始時はオーストラリア、カナダなど一部の国のみで、日本は対象外となっています。料金は月額9.99ドル、年払いの場合は79.99ドルで、Apple Watchを購入すると3カ月間は無料で利用可能です。後述するバンドルサービス「Apple One」にも含まれます。
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Apple One:音楽、テレビ、ニュース…便利なサービスをひとつに
「Apple One」は、Appleが提供する各種サービスをまとめてお得に利用できる新プランです。従来は個別にサブスクリプション契約していたApple Music、Apple TV+、Apple Arcade、Apple News+、iCloudと、新サービスApple Fitness+をまとめて利用できます。
プランは個人、ファミリー、プレミアの3種類で、この秋より個人プラン、ファミリープランが世界100以上の国・地域で提供開始します。なおプレミアブランでは、Apple News+が利用可能な国のみでの提供です。
3プランで共通するのはApple Music、Apple TV+、Apple Arcadeで、個人プランは共通サービスとiCloud(50GB)がセットで月額14.95ドル(日本では1,100円)、ファミリープランはiCloudが200GBになり月額19.95ドル(同1,850円)、プレミアプランはiCloudが2TBに、そしてApple Fitness+が含まれて月額29.95ドルとなっています。
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iPad(第8世代):処理速度・グラフィック性能など進化、3万円台から
10.2インチのiPad(第8世代)は、第7世代モデルのデザインを踏襲しており、A12 Bionicチップを搭載したことにより従来モデルよりも処理速度、グラフィック性能がアップしました。
アクセサリではフルサイズのSmart Keyboard、Apple Pencilに対応。カラーはスペースグレイ、シルバー、ゴールドの3色で、ストレージは32GB、128GBから選べます。価格は税別34,800円からで、本日より注文を受付開始、9月18日(金)より出荷されます。
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iPad Air 4:Touch IDを電源ボタンに内蔵、新色含む5色ラインナップ
10.9インチのiPad Airは、指紋認証Touch IDが本体上部のトップボタン(電源ボタン)に組み込まれました。プロセッサは業界初となる5nmプロセスのA14 Bionicチップを搭載し、従来モデルから処理性能が向上しています。
USB Type-C端子を採用し、iPad Pro向けアクセサリのApple PencilやMagic Keyboardなどが利用できます。
カラーはシルバー、スペースグレイ、ローズゴールド、グリーン、スカイブルーの5色で、ストレージは64GBと256GBから選べます。価格は税別62,800円からで、10月発売予定です。
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iOS14など次期OS:現地時間9月16日に正式版リリース
iPhone、iPadなど各Apple製品向けのメジャーアップデートとなる次期OSは、現地時間9月16日に正式版をリリースすると発表されました。リリースに先駆けて開発者と登録ユーザー向けに、ゴールデンマスター版がリリースされています。
各OSの詳細は6月に開催されたWWDC20で発表されているため、今回のイベントでは簡単なおさらいとして紹介されていました。
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新タイプApple Watchバンドなどアクセサリ新製品も続々
イベントではApple Watch新製品とあわせて、新しいApple Watch向けバンド「ソロループ」「ブレイデッドソロループ」も発表されました。バックル(金具)などがない新しいデザインで、ユーザーの手首にフィットするよう9つのサイズが用意されています。
既存のApple Watch向けバンド各種にも、新色や新パターンが追加されています。
詳細記事:
(asm)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-313387/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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