【特集】ステイホーム時代の新必需品
今、注目を集めているアウトドアリビング&ベランピング。そんな理想の空間を作るため、アウトドア感溢れる自宅に住むインテリアスタイリスト・遠藤慎也さんにコツを聞いてきた。
インテリアスタイリスト 遠藤慎也さん
広告やWebムービー、モデルルームのコーディネートなどを手掛ける実力派。アパレルブランドやクルマ展示会の空間プロデュース、グランピング施設のディレクションにと引っ張りだこ!
■既存の家具にギアをプラスしてアウトドアリビングに
アウトドアリビングを実現するには、キャンプギアを部屋に取り入れるのが一番簡単な方法。しかし全てをキャンプギアで揃えるのは大変な上、イチから構築しなければまとまりのある部屋にはならないと遠藤さんは話す。
「ソファなど既存の家具を活かしながら、キャンプギアをプラスするのがおすすめです」
例えば折り畳みのイス。普段は収納しておいて、来客があれば広げる。来客用のイスがアウトドアスツールなだけでもアクセントとして効果的だという。
「元々の部屋のテイストにもよりますが、木製やレザー製のアイテム、アウトドアっぽい柄のファブリックを使えば、違和感なくソトっぽい雰囲気を出せると思います」
あとは鉢植えの植物を置くのも有効。その場合、ザ・観葉植物ではない種類のほうがソト感を演出できるそう。
「アウトドアリビングにしたい、と思っている人はキャンプ好きなはず。まずは所有するキャンプギアを家で使うことから始めると、合う・合わないも分かるし、アウトドアリビングを作りやすいと思いますよ」
▲遠藤さんの自宅リビングは好きなモノを集めたミックステイスト。実はキャンプギアはそこまで多くないという。しかし窓からは庭が広がるためソト感があり、アウトドア色を強く感じられる
▲「山が好き」という遠藤さんは、山モチーフのグッズをコレクション。それを部屋の一角にまとめてディスプレイ
▲オリーブやユーカリなどソト用の植物をナカで使うとアウトドア感が出るという。天井空間から植物を吊すのも効果的
▲キャンプでも使うという折り畳みチェアを、来客用の予備イスとして活用。これだけでアウトドアな雰囲気に
▲山モチーフのタペストリーとパドルをさりげなく飾っている。木製アイテムやファブリックを取り入れると◎
▲庭の一角にはハンモック。そしてキャンプでも使うというテーブルとフォールディングチェアを配置している
▲リビングと庭を繋ぐウッドデッキにはイスと植物をレイアウト。雨が降っている時はこちらで一服
▲DIY用の作業台。仕事で使うアイテムを製作したり塗装を行ったりしているそう。“道具”はソト感を強調できる
※2020年9月6日発売「GoodsPress」10月号掲載記事をもとに構成しています
<取材・文/津田昌宏 写真/宮前一喜>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/324493/
- Source:&GP
- Author:&GP
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