AppleがApp Storeでの売上の30%を徴収する、いわゆる「Apple税」などをめぐってAppleと対立するEpic Games、Spotify、Tileなど13の企業が「Coalition for App Fairness(アプリ公平性のための連合)」を結成しました。
「Apple税」などの見直しを要求
App Storeのルールに反発している企業が結成したCoalition for App Fairnessは、Webサイトで「Appleは消費者に課税し、イノベーションを阻害している」とメッセージを掲げています。
Coalition for App Fairnessは、Appleがアプリの売上の30%を徴収する「Apple税」は消費者に選択の余地がない、として「消費者には支払いを要求される牢獄、アプリ開発者には逃れられない牢獄だ」と形容し、改善されるべきと主張しています。
「フォートナイト」のEpic、Spotifyなどが創設メンバー
Coalition for App Fairnessの創設メンバーには、ゲーム「フォートナイト」をめぐりAppleと対立しているEpic Games、「Appleの扱いは不公平」と訴えるSpotify、Appleが自社製品を不当に制限していると主張し提訴しているTileを含む、以下の13企業が名を連ねています。
- Basecamp
- Blix
- Blockchain
- Deezer
- Epic Games
- European Publishers Council
- Match
- News Media Europe
- Prepear
- ProtonMail
- SkyDemon
- Spotify
- Tile
Apple、特設WebページでApp Storeの取り組みを紹介
米Appleは、Coalition for App Fairnessの結成が発表された現地時間9月24日に、App Storeにおける取り組みを紹介した特設ページを公開しています。
特設ページでは、App Storeがセキュリティ、プライバシーを重視して審査を行なっており、審査ガイドラインに合致しないアプリはApp Storeから削除されていること、開発者には2008年からの累積で16兆円を超えることなどが紹介されています。
Source:Coalition for App Fairness via 9to5Mac
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-315692/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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