Mobvoiの最新スマートウォッチ「TicWatch Pro 3」が発表された。なんと言っても目玉はクアルコムの最新チップ「Snapdragon Wear 4100」を搭載していること。
CPUやGPUの処理速度が大幅に速くなり、また消費電力も少なくなって駆動時間も伸びている。血中酸素濃度を測定する機能も加わった。
最長45日間駆動
Snapdragon Wear 4100はクアルコムが2018年のWear 3100以来初めて大幅にアップデートしたチップセットとなる。同社によると、CPUとメモリの処理速度が85%、GPUの方も150%速くなっている。その一方で消費電力は25%抑制している。
TicWatch Pro 3は1.4インチのAMOLEDディスプレイと低電力消費スクリーンのデュアルディスプレイを採用していて、切り替えること電力を節約できる。加えて、搭載されたバッテリーそのものの容量も前モデルより大きくなり、スマートモードだと72時間、省エネモードにしてスマート機能をオフにすると最長45日間駆動するとのこと。
健康管理のアプリが充実
機能面では、新たに血中酸素濃度を測定できるようになった。エクササイズのパフォーマンスを上げたい人、健康管理に細心の気を配っている人は重宝する。
またアプリも充実し、ストレスレベルを測定するTicZen、値が高ければストレスをコントロールするために呼吸法を指南するTicBretheが用意されている。
周囲の騒音レベルを測定するTicHearing、心拍をモニターするTicPulse、睡眠をトラックするTicSleepなども用意されているほか、ランニングや水泳、エアロビクスなどエクササイズを追跡する機能があり、日々の健康管理をサポートする。
もちろん、メールやメッセージの着信通知や音楽の再生などの機能も搭載し、音声アシスタントもサポートするなどスマートウォッチとしての機能は一通りそろっている。防水防塵規格IP68をクリアしているので屋外アクティビティ時の利用にもうってつけだ。
価格は299.99ドル(約3万2000円)となっている。
- Original:https://techable.jp/archives/138399
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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