薬の服用をお知らせするIoTスマートピルボックス「DEFI」

Techableでは以前、薬の飲み忘れを防ぐスマートピルリマインダー「Popit Sense」に関する記事を公開した。

Popit Senseは錠剤のシートに取り付ける形だったが、今回ご紹介するのはボックス型の「DEFI」。海外クラウドファンディングサイトの「Kickstarter」にてプロジェクトが掲載されている。

赤外線センサーを搭載したピルボックス

DEFIというネーミングは、「Don’t Ever Forget It(決して忘れないで)」の頭文字に由来。その名の通り、薬やサプリの服用をユーザーにリマインドしてくれる商品となっている。サイズは「スモール(4スロット)」「ラージ(8スロット)」の2種類。薬を入れるスロットごとに赤外線センサーを搭載しており、これによって薬の服用や補充などをトラッキングする。

通知の方法として、DEFI本体のサウンド・LED(「ラージ」のみバイブレーションにも対応)に加え、専用スマートフォンアプリによる通知も利用可能。まさに至れり尽くせりだ。

どんなシーンにも違和感なく溶け込むデザイン

DEFIの外観は真っ白でつるっとしており、まるでワイヤレスイヤホンのケースのよう。主張の強いデザインではないため、気軽に持ち運べる点がメリットといえる。

Kickstarterにおけるプロジェクトは今月下旬に終了する予定で、目標額はすでに達成。数量限定の「EarlyBird」による割引を適用した場合、「スモール」は29ドル(約3,050円)、「ラージ」は39ドル(約4,100円)以上の出資で入手できる。なお、日本への発送には別途15ドル(約1,600円)が必要となる。

Kickstarter / DEFI

(文・早川あさひ)


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