これからの季節、寒い中でスマートフォンを使うシーンが増えるが、かじかむ手で操作するのは辛いものだ。
そんなときに役立つグッズがクラウドファンディングサイトKickstarterで人気を集めている。米国のスタートアップが開発した、電気ハンドウィーマーとして使えるモバイルバッテリー「Ravean」だ。
容量は5200mAh
Raveanはジャケットやズボンのポケットにしのばせておくのにちょうどいいサイズ。コンパクトながらバッテリー容量は5200mAhと、ほとんどのスマホを1回以上フル充電できる。
サイド部分にUSB-Aポートを搭載し、ケーブルでスマホやワイヤレスイヤホンやスマートウォッチ、コンパクトカメラなどをつなげて充電できる。
最長8時間暖かさをキープ
そして、ハンドウォーマーとして使えるのがRaveanの最大の特徴。ボタンを押すと内蔵バッテリーを元にRaveanそのものが熱を帯び、握り締めると手を温められる。冬場、屋外ではスマホを操作する指先が冷たくなりがちだが、ポケットに入れておくといつでも暖を取れる。
暖かさは3段階調整でき最も高い温度に設定した場合3時間もつ。中くらいの温度で4.5時間、最も控えめな温度にすれば8時間超暖かさが持続する。通常のカイロと異なり、充電して繰り返し使えるのでエコで経済的でもある。
また、握りしめて使用することを想定しているだけあって、手にフィットしやすい感触になるようボディ部分はコルクで覆われている。見た感じもおしゃれだ。バッテリー残量はサイドのインディケーターで確認できる。
Raveanは現在Kickstarterで資金調達を展開していて、記事執筆時点の出資額は39ドル(約4100円)〜となっている。出資期限は10月23日。来年2月の発送が予定されていて、順調にいけばこの冬から活用できそうだ。
- Original:https://techable.jp/archives/138811
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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