ラプラス、農業アプリ「アグリハブ」の新機能に病害虫診断AIを提供!

農業領域を中心にAIを活用した技術開発により生産活動を支援する株式会社LAplust(ラプラス)は、農作業管理アプリ「アグリハブ」の病害虫を診断する新機能に対し、AIを活用した画像診断技術を提供する。

「アグリハブ」とは?

ユーザー数7,000人を誇る「アグリハブ」は、元エンジニアの農家が自ら開発した農業アプリだ。最適な農薬を探せる「農薬検索」やAIによる農薬の「散布管理」、「農業日誌」「売上管理」といった農家にとっての「あったらいいな」を集約した機能を備えている。

なかでも農業日誌の作業ごとに日照・気温・降水量の積算気象情報を表示し、データ分析や収穫時期予測ができる機能は「アグリハブ」だけの画期的な機能だ。

そんな「アグリハブ」に病害虫を診断する新機能が登場するという。同機能の提供にあたり、病害虫診断APIを提供したのがラプラス。同社開発のAIを用いた病害虫診断エンジンが、農家の抱える病害虫に関する課題解決に貢献してくれそうだ。

迅速かつ適切な対処が重要!

現在、病害虫が発生した場合、普及指導員が現地へ出向き、鑑定後に適切な処置を行うというのが一般的。しかしこれには時間がかかるため、いち早く対処したい農家にとっては悩みの種ともいえるだろう。

そんな悩みを解決してくれそうなのが同社の病害虫診断AIを活用した「病害虫診断」機能。病害虫診断AIは、独自に取得した十数万枚の病害虫画像から深層学習モデルを生成し、90%以上の精度で80種類以上の病気・害虫による被害を診断できるとのこと。

農家は被害状況をスマートフォンで撮影するだけですぐに病害虫の判定を受けることができる。そのまま「アグリハブ」の「農薬検索」で最適な農薬を探すこともでき、迅速かつ適切に対処することが可能になりそうだ。

病害虫の早期特定が可能になることで、被害を最小限に抑え、生産性と売上の向上が期待できるだろう。同社は今後も病害虫診断AIのアップデートを行い、精度の高い最新のサービスを届けたいとしている。

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