iPhone12やiPad Air(第4世代)のリリースが近づくにつれ、デバイスの性能を数値化するベンチマークサイトでも、搭載されているA14 Bionicチップの登録が複数行われています。
GPUスコアは大幅増加
先日もiPad Air(第4世代)のA14 BionicチップのGeekbench 5スコアが登場し、シングルコアが1,583、マルチコアが4,198であることが分かりました。A13が1,329、マルチコアで3,468だったことを踏まえると、前モデルからそれぞれ19%増、21%増となっています。一般的にシングルコアのスコアは単純演算、マルチコアは高負荷な複雑演算の指標として用いられます。
今回新たに明らかになったのは、A14 BionicのGPUスコア(Metalスコア)で、Geekbench 5では12,571ととなっています。GPUはゲームや拡張現実(AR)、仮想現実(VR)のグラフィック描写に用いられ、スコアが高いほど細密な描写が可能とされています。
A13 BionicのGPUスコアは7,308なので、一世代前のA13 Bionicから72%増と大きくグラフィック性能が向上していることが分かります。
- A14 Bionic (iPad Air 4): 12,571
- A12Z Bionic (2020 iPad Pro): 11,665
- A12X Bionic (2018 iPad Pro): 10,860
- A13 Bionic (iPhone11): 7,308
- A12 Bionic (iPad Air 3): 5,242
2020年のiPad Proに搭載されているA12Z Bionicですら11,665であることを思うと、A14 Bionicを搭載したiPad Air 4のコストパフォーマンスの高さが改めて如実に表れた格好です。
Source:Wccftech,9to5Mac
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-317422/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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