科学技術振興機構(JST)は、「サイエンスアゴラ2020」を11月15日~22日の8日間、オンラインで開催することを発表した。
科学と社会をつなぐ場
「サイエンスアゴラ」は、科学と社会をつなぐ日本最大級のオープンフォーラム。
今回は「Life」をテーマに、新型コロナウイルスを契機に変化する私たちの生命や生活、人としてのあり方と、科学技術の接点について考えを深める場を提供する。初のオンライン開催はライブとオンデマンドで配信される予定で、開幕と同時に閲覧可能なオンデマンド配信企画はもちろん、ライブ配信企画も後日アーカイブで視聴可能。
開幕セッションでは、コロナ禍を踏まえた目指すべき未来社会像について、日本電信電話(NTT)取締役会長の篠原弘道氏、IBM T.J.ワトソン研究所フェローの浅川智恵子氏ら有識者らとともに、デジタルトランスフォーメーションやインクルーシブなどをさまざまな角度から考える。
さまざまなイベントが満載
他にも、謎解きや実験施設のバーチャルツアー、オンライン科学実験など、家族で科学に親しめる企画も用意。宇宙に関するトークショーや、ビッグデータと医療、震災と海洋問題、量子コンピューター、生徒の文理選択や意思決定など、硬軟織り交ぜた幅広い企画が満載となっている。
さらに、13日と14日には「プレアゴラ」として関連企画も予定。2つの国際大会を誘致し、サイエンスアゴラ本体の見どころ紹介なども行われるという。
また、科学技術振興機構は、9月28日から、「イノベ-ション・ジャパン2020 ~大学見本市Online~」もオープン。同イベントは、大学等から創出された研究成果の社会還元、技術移転を促進すると共に産学連携を支援するための技術シーズによる産業界に向けた共同研究開発案件の見本市。例年展示会が開催されていたが、今年はオンラインで開催。大学等の研究成果を企業の技術開発担当者などに広くPRできる場として11月30日まで開催される予定だ。
- Original:https://techable.jp/archives/140211
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:kawaguchiasuka
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