Apple役員が5Gとバッテリーとの関係、MagSafeのカードへの影響を説明

カイアン・ドランス
 
10月13日のAppleの新製品発表イベントで重要な位置を占めた、iPhoneマーケティング担当ヴァイスプレジデントのカイアン・ドランス氏が、YouTuberのリッチ・デムロ氏の番組に出演し、5G使用によりバッテリー駆動時間が短くなるのかMagSafeはカードに影響を与えるかなど、iPhone12シリーズの不安要素に関する質問に答えました。

5Gとバッテリー駆動時間

Tom’s Guideのバッテリー駆動時間テストの結果、iPhone12は5G使用時に20%速くバッテリーが消費されることが明らかになりました。
 
YouTuberのデムロ氏が、5G使用によりiPhone12のバッテリー駆動時間は短くなるのかドランス氏に質問すると、「スマートデータモード」が搭載されているため、問題ないとの答えが返ってきました。
 

バッテリー駆動時間を伸ばすために全システム内でソフトウェア最適化を行っているが、それに加えて“スマートデータモード”という新機能が加えられており、5Gのスピードが必要なときにだけ5G回線が使用されるようになっている。通信速度があまり関係ない場合は、4G LTEへと切り換えが行われ、バッテリー消費の節約につながる。

MagSafeの磁気はカードに影響を与える?

デムロ氏が、iPhone12シリーズで新たに導入されたワイヤレス充電MagSafeの磁気により、カードが無効化される可能性があるかと質問すると、ドランス氏は次のように返答しました。
 

磁気ストライプ搭載のクレジットカードは、かなり強固にできているため、スマホを隣に置いても問題ないと思われる。ただ、ホテルのカードなどのシングルユースのカードには気をつけたほうが良いかもしれない。スマホのすぐ隣に配置するのは避けたほうが無難と言える。でもそのために財布というものがあるのだけれど。

 

 
ドランス氏は米国の朝の番組に出演時に、iPhoneにEarPodsと電源アダプタが同梱されなくなった理由について、「デバイス価格の値下げにつながること」「すでに家に持っているユーザーが多いため電子廃棄物の削減につながること」の2点を挙げています。
 
 
Source:MacRumors
(lexi)


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