台湾のキャリアと小売業者は10月24日、事前予約していた顧客にiPhone12シリーズの配送を開始する予定ですが、在庫不足に陥る見通しである、と台湾DigiTimesが伝えています。在庫不足は、2週間以内に解消される可能性が濃厚であるとのことです。
今年は割り当て台数が10%〜15%減
AppleはiPhone12シリーズを10月13日に発表し、10月16日にiPhone12とiPhone12 Proの予約を開始しました。台湾ではiPhone12の受付開始から1分で完売するストアもあったと報じられていましたが、事前予約分のiPhone12の在庫が足りなくなる見通しです。
iPhone12とiPhone12 Proの在庫不足は2週間以内に解消される見込みですが、台湾のキャリアと小売業者のiPhone12シリーズの割り当て台数は、2019年のiPhone11シリーズよりも10%〜15%少ないことがわかっています。
パンデミックの影響が懸念
iPhone12シリーズが在庫不足に陥ったのは、新型コロナウイルスのパンデミックのためとみられています。労働力不足が量産と歩留まりに影響を及ぼしており、改善が急務であるとされています。
加えて、Appleには重点配分リストがあるとされており、初回出荷時の在庫不足に拍車をかけているとの見方です。
Appleは、物流サイドから出荷の遅延サイクルの削減に成功しており、販売業者が毎週デバイスを受け取れるよう段取りを組んでいるとされています。
生産サイドでは、追加の従業員確保のためAppleサプライヤーのPegatronとFoxconnは賃上げを行っていると報じられています。
Source:DigiTimes via GizmoChina
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-323965/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
Amazonベストセラー
Now loading...