Appleは現地時間29日、同社第4四半期(2020年7月-9月)の業績を発表しました。その発表の場で最高経営責任者(CEO)ティム・クック氏は新型コロナウィルスの流行はアメリカでタッチ決済が普及するきっかけになると発言しました。
非接触の重要性
アメリカでは日本と違い日々の買い物などで現金決済は非主流であり、クレジットカードでの決済が一般的となっています。しかし新型コロナウィルスの流行でクレジットカードの受け渡しにおける接触が感染リスクを高めているのではないかとの不安を持つ消費者が多くなっています。
このような状況下で、Apple Payをはじめとした非接触決済(タッチ決済)の重要性が認識され、普及を後押しするのではないかとティム・クックCEOは同社の業績発表の場で語っています。同氏はまた非接触なタッチ決済から接触を伴うカード決済へと戻ることはないと予想し、アメリカで遅れているタッチ決済の普及が大きく進むと考えているとも話しています。
日本でも同様の理由で現金決済からApple Payなどのタッチ決済への移行に注目が集まっており、世界的に非接触決済が普及していく流れにあるのは間違いなさそうです。なおクックCEOはApple Pay事業については「非常に順調」、Apple Card事業についても「順調」としており、非接触決済に関する技術とサービスを持つAppleの社会的な役割は増大していくとしています。
Source:MacRumors
(KAZ)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-325556/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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