Evernote創業者のPhil Libin(フィル・リービン)氏が開発しているプレゼンテーションソフトウェアのmmhmmが、米国時間11月12日にベータ版ではなくなった。mmhmmアプリの正式版をMacで利用できるようになっている。
mmhmmは背景を変える、ビデオを再生する、画像を追加する、フィルターを使うなど、クールなエフェクトでビデオ通話を楽しめるソフトウェアだ。登場以来ずっと招待制だったが、誰でも利用できるようになった。
無料アプリのリリースと同時に、プレミアムツールも登場した。
プレミアムツールには、カスタマイズ可能なルーム、プレゼンター用コントロール、レーザーポインタなどのアドオンが含まれている。プレミアムツールは7日間無料で試用でき、試用終了後はこれらのツールを1日1時間利用できる。プレミアムツールの価格は年額99ドル(約1万400円)、または月額9.99ドル(約1050円)だが、無料でもビデオチャット、録画、コラボレーション、デフォルトの背景とシンプルなプレゼンターモードでの基本的なプレゼンテーションを利用できる。
重要なポイントとして、mmhmmはプレミアムツールを学生と教員には1年間無料で提供することにした。
正式版リリースにともない、新機能もいくつか追加されている。ビッグハンドモード(ビデオ通話参加者が目を引くビジュアルで反応できる)、mmhmmのバーチャルグリーンスクリーン表示の改善、クリエイティブサービスなどだ。
ビッグハンドモードはApple(アップル)の新しいM1チップ搭載Macでのみ動作する。
クリエイティブサービスは、mmhmmにとっての新しい収益チャネルだ。大規模イベントなどの開催者に対して高品質なオーダーメイドのサービスを提供する。
現時点でmmhmmはmacOSでのみ利用できるが、同社はWindows向けのベータ版を開発中だ。
カテゴリー:ソフトウェア
タグ:mmhmm
画像クレジット:mmhmm
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(翻訳:Kaori Koyama)
- Original:https://jp.techcrunch.com/2020/11/13/2020-11-12-mmhmm-videochat-software-is-now-available-on-the-mac-app-store/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Jordan Crook
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