どう変わった?リモコンでも操作が可能になった多機能シーリングライト

2019年の発売以来、各方面から熱い注目と支持を集めているソニーネットワークコミュニケーションズの多機能シーリングライトが、更なる進化を遂げて再登場。専用スマートリモコンや新開発のアプリなど、実生活の中での使い勝手に配慮した「マルチファンクションライト2」として、「MFL-1100S」 (市場推定価格:2万7000円前後/税別)「MFL-2100S」 (同:4万3000円前後/税別)の2モデルそろって11月6日より予約受付をスタートしています。

ソニーネットワークコミュニケーションズ「マルチファンクションライト」は、天井直付けのLEDシーリングライトに、各種センサー、スピーカー、マイクなどを搭載したマルチファンクションユニットを組み合わせたネットワーク対応のLEDシーリングライト。

一見何の変哲もない天井照明に見えますが、これひとつでBluetooth接続のワイヤレススピーカーとしても、テレビやエアコンを赤外線で操作できるスマートリモコンとしても活躍。アプリ経由で外出先から照明やテレビ、エアコンを操作もできるし、スマートスピーカーと連動させれば音声操作にも対応。

さらには、ユニットに搭載する温度・湿度センサーなどを利用し室内環境を自動で整える機能や、人感センサーを利用した防犯機能「みまもりモード」まで搭載。現状考えられうる限りでのスマート家電の機能を全部載せした、マルチなシーリングライトです。

今回登場の新モデル2機種では、実際に愛用しているユーザーの声を反映して使い勝手を大きくアップデートしているのですが、中でも特筆すべきは、新開発の専用スマートコントローラー「LGTAR-100」の同梱です。

従来のマルチファンクションライトにもリモコンは付いていましたが、それはあくまでも照明オンオフや調光などLEDライト部の操作をするためだけのもの。あらたに同梱される専用コントローラーでは、Bluetoothのペアリングや音量変更、ミュート設定といったコントロールが、リモコンのボタン操作で簡単にできるようになっています。

「スマホアプリでできることを、いまさらリモコンで?」と思うかもしれませんが、例えば「急な来客に応対するのに、音楽のボリュームを少し下げたい」なんて時にいちいちスマホアプリを起動するのは案外面倒だったりしますよね。こうしたときに手元のリモコンでサクッと音量調整できるのはやっぱり便利。スマホ操作に慣れない家族も、リモコンのボタン操作なら手軽に使えます。

また、このリモコンは、自宅不在時の防犯に役立つ「みまもりモード」使用時にも活躍。「みまもりモード」とは、不在中に人の動きなどの異常を感知すると本体から音を発して警告、さらに室内の音声を録音し、アプリを介してユーザーに伝えるもの。ですが、今回同梱されるリモコンにはこのモード設定/解除ができるボタンを搭載しています。スマホなしでもボタン操作で簡単にモード解除ができるから、学校から帰宅した子どもが自分で解除することも可能です。

こうした変更に合わせて本体側の仕様も、Bluetoothのペアリング切り替えにかかる時間を短縮できるようにアップデート。接続機器の切り替えもよりスムーズに行えるようになっています。

もうひとつのポイントが、新開発の専用アプリ「MFlight2」の存在です。本体を設置している部屋の状態と利用できる機能を、イラストを使ったビジュアルでわかりやすく表現しているから、照明の点灯状態や室内の温度・湿度・照度、直近5分前までの人の動きも一目瞭然。

エアコンやテレビのイラストをタップすると、それぞれの操作画面に遷移したり、「ミュージック」をタップすると音楽のプレイリストに遷移するなど、わかりやすいUIで直感的に使いこなせます。

使用する部屋やライフスタイルに合わせて選べるように、照明やスピーカーなど日常的な使い方に機能を絞ったスタンダードモデル「MFL-1100S」と、テレビやエアコンの操作や「みまもりモード」など機能をフルに使えるハイエンドモデル「MFL-2100S」の2機種をラインナップ。スタンダードモデルはオプションでテレビやエアコンの操作の機能も追加できようになっています。発売は11月20日を予定。

>> SONY「マルチファンクションライト2」

<文/&GP>

 

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