11月13日に発売されたiPhone12 miniとiPhone12 Pro Maxを落下させて、耐久性を検証した動画が公開されました。重量の大きいiPhone12 Pro Maxは、落下時の衝撃に注意する必要がありそうです。
iPhone12 miniとiPhone12 Pro Maxの落下&折り曲げテスト!
11月13日に発売されたiPhone12 miniと、iPhone12 Pro Maxを落下させて耐久性を検証する動画を、YouTubeチャンネルEverythingApplePro EAPが公開しました。
同チャンネルは10月に、iPhone12とiPhone12 Proの落下テスト動画を公開しています。
Appleは、iPhone12シリーズのスクリーンはCeramic Shieldで保護されている、として「どんなスマートフォンのガラスよりも頑丈」とうたい、従来製品と比べて対落下性能が4倍向上したとアピールしています。
テストでは、iPhone12とiPhone12 Proの時と同様、腰の高さ、頭の高さ、10フィート(約3メートル)の高さからコンクリートの床面に落下させて、影響を確認します。
落下テストの開始前、EverythingApplePro EAPを運営するフィリップ・コロイ氏は、iPhoneシリーズ史上最大最も重いiPhone12 Pro Maxは落下に弱いのではないか、と予測しています。
1. 腰の高さからの落下
腰の高さから、iPhone12 mini、iPhone12 Pro Maxの順に、本体底面、背面、画面側をそれぞれ下にして落下させます。
両モデルとも、フレームに小さな凹みができてしまいましたが、本体の動作には影響はありません。
2. 頭の高さからの落下
通話中に手が滑って落としてしまった場合を想定した、頭の高さからの落下テストも、腰の高さと同じ順序で落下テストを行います。
本体背面を下にして落下させると、iPhone12 mini、iPhone12 Pro Max両モデルの背面全体にヒビが入ってしまいました。
この状態から、画面を下にして落下させても、Ceramic Shieldで保護されたスクリーンには影響がなく、カメラや画面表示にも影響はありませんでした。
3. 3メートルからの落下
すでに両モデルとも背面ガラスが割れてしまっていますが、脚立に登って約3メートルからの落下テストを行います。
底面を下にして落下させると、iPhone12 miniは衝撃で電源が落ちていますが、大きな損傷はなさそうです。
iPhone12 Pro Maxは背面ガラスの破片が飛び、サイドフレームとスクリーンに隙間ができ、画面左下の一部が表示できなくなっていますが、スクリーンに損傷はありません。
次に、背面を下にして落下させると、iPhone12 miniは目立った損傷がなかった一方、iPhone12 Pro Maxは画面の左側が表示できなくなり、タッチスクリーンが反応しなくなっています。この状態でも、スクリーンにひび割れはみられません。
最後に、画面を下にしての落下テストでは、iPhone12 Pro MaxとiPhone12 miniのどちらにも大きな変化はありませんでした。
コロイ氏は「Ceramic Shieldの強さは本物だ」と驚きの声をあげています。
番外編:折り曲げテスト
動画の最後に、本体が曲がるかをテストしています。
アルミニウムフレームのiPhone12 mini、ステンレスフレームのiPhone12 Pro Maxとも、手でかなりの力を加えても折れ曲がることはありませんでした。
iPhone12 Pro Maxユーザーはケース着用を推奨
落下テストの結果、本体サイズが大きく重いiPhone12 Pro Maxは、落下時のダメージが大きいことが分かります。
また、Ceramic Shieldは落下の衝撃に強く、ダメージはありませんでしたが、ディスプレイなどの内部に影響が出ていることも分かります。
特にiPhone12 Pro Maxを購入した方、購入予定の方は、衝撃から保護するためのケースを装着した方が良さそうです。
EverythingApplePro EAPが公開した動画はこちらでご覧ください。
Source:EverythingApplePro EAP/YouTube
Photo:Apple
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-329165/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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