ペーパーレス化が進み、最近では脱ハンコの流れも見えてきました。スマホが普及し仕事でもプライベートでもデジタルシフトが進む中、では完全文房具レスができるかというと、さすがにまだ難しいというのが実情です。
たしかに以前より文房具を使う機会は減ったかもしれませんが、まったく文字を手書きしないで仕事や生活をしていけるという人はほとんどいないのではないでしょうか。
一時期はデジタル要素も持つデジアナ文具も多く見られましたが、やはり文房具のいいところはアナログな部分。実際に手を動かして使うモノだからこその魅力があります。さらにデザインや使い勝手などに工夫を凝らせるという点は、アナログならではなのかもしれません。
手を動かすからこそ、ちょっとでも便利に、そしてラクに使えるようにする。結果として生まれる新たなアイデア商品。見た目も使い方もそれまで見たことがないようなモノが誕生し続けている。そんなアイデア文房具の最新商品を5つご紹介します。
1. ユーザーの要望を受け9年ぶりの復活!
片手でテープを繰り出して、さらにカットまでできるのがニチバンの「プッシュカット」。以前「ハンドカッター」として発売されていましたが、2011年に終売。しかしその便利さを知るユーザーから復活を望む声が多く上がり、9年ぶりに戻ってきたという逸品です。しかも幅15mmのテープまで対応になるなどパワーアップ。両面テープ用とマスキングテープ用の2種類をラインナップしています。
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2. クリアホルダーより断然便利!
ノートは以前ほど必要ではなくなったけど、ペラ紙の書類は減らないという人も多いのでは。受け取った資料に書き込みして、それをクリアホルダーに入れて持ち歩くのはよく見る光景です。そんな人にぴったりなのがpagebaseの「SlideNote」。書類を留める部分は簡単に緩めたり締めたりできるので、バラバラな書類をノートのようにまとめられます。書類に穴を開けたりホッチキス留めする必要もない上に、クリアホルダーと違い書き込みだってできる。この手軽さは意外となかったかも。
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3.「カドケシ」を超えたカド数45個の消しゴム
シャープペンや鉛筆には欠かせない消しゴム。昔は四角いシンプルなカタチしかありませんでしたが、そこに新風を吹き込んだのが2003年に登場したコクヨの「カドケシ」。細かい部分を消せるカドが好きな人にはたまらない、カドだらけの消しゴムは、これぞアイデア商品と唸らされました。そして今年、さらにカドが多い、なんとカド数45個という消しゴムが誕生しました。それがサンスター文具の「ZIGZAG」です。消しゴムはカドしかいらないという人にはたまらない商品ですね。
4. 鉛筆削りがフルオート化を実現
鉛筆削りは文房具の中でも数少ない電動化も取り入れられたモノかもしれません。ナイフで削ることから始まり、挿して鉛筆を回すタイプ、そしてハンドル付きの大型になり、それが電動化されました。さすがにもう何もないだろうと思っていたところ、なんとフルオート化までも実現したのがユニークの「ケズリ君」です。差込口に鉛筆を入れれば、あとは勝手に削ってさらに排出までしてくれます。引き込む、削る、押し出すをすべて自動でやってくれるんです。それまでの電動鉛筆削りも、さすがに押し込むのは人の力が必要でしたが、まだまだ進化できるポイントはあったんですね!
5. 赤青の比率って大事!
テストやドリルの丸つけで使われる赤鉛筆。やり直しや注意点などを書く時に便利な青鉛筆。このふたつをくっつけた赤青鉛筆は以前からありますが、赤と青の比率を5:5から赤7、青3にしたのがトンボの新製品「ippo! 丸つけ用赤7青3えんぴつ」です。たしかに赤の方が使う頻度は高いですよね。利用者の要望から生まれたという、比率7:3。これで、最後に青だけたくさん残っちゃった、なんてことはなくなるかもしれませんね。ちなみに赤芯にも丸つけならではの工夫があるんですよ。
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<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/337601/
- Source:&GP
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