コロナ禍が人々のスマホライフに与えた影響とは?アプリ利用状況で紹介

Apple App Store
 
調査会社Kantarは、コロナ禍が人々のスマホライフに与えた影響について、欧米を中心にアプリ利用状況の変化を紹介しています。

コロナ禍の影響から通常に戻っているアプリ

Kantarの調査によると、地図アプリやGPSアプリは、世界的なロックダウンの影響により一時期は利用者が激減していましたが、その後、ロックダウンの段階的解除に伴い、利用者が回復傾向にあります。
 
特に欧州においては、移動制限が残っている一部地域においても、GPSアプリの利用が徐々に回復しています。
 
一方、感染者数が世界で最も多い米国においては、未だに地図アプリやGPSアプリの利用状況は低迷したままとなっています。
 
また、メッセージアプリについては、外出制限で会えない家族や友人との連絡のために利用が一時急増したものの、現在では、コロナ禍以前の状況に戻りつつあります。

コロナ禍を契機に成長を続けるアプリ

一部のアプリは、コロナ禍により利用が増加し、特に欧州においては今後も増加傾向が続くと見られています。
 
Apple MusicSpotify等の音楽配信アプリは、コロナ禍の中で利用が急増しており、現在でもコロナ禍以前の利用状況に戻る予兆はありません。
 
また、NetflixApple TV+等の動画配信アプリも同様に成長を続けており、コロナ禍以前と比較して14%も利用が増加しています。
 
人々の健康志向を反映し、フィットネスアプリもコロナ禍の早い段階から利用が増加しており、現在も増加傾向が続いています。
 
さらに、店舗において直接現金やカードのやり取りを避けることが可能な、スマホ決済関連アプリもコロナ禍の影響を受けて利用が増加しています。パンデミック初期には通常レベルから8%増でしたが、その後も成長を続け、現在は16%の増加率となっています。
 
コロナ禍をきっかけに人々の生活に新たに定着したアプリも多く、新型コロナウイルスの感染拡大が収束した後も、成長が続くかもしれません。
 
 
Source:Kantar via 9to5Mac
(seng)


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