アメリカ 連邦取引委員会、Appleに偽装した詐欺電話について注意喚起

電話アプリ
 
アメリカで不公正または欺瞞的な行為(商取引)が行われていないかを監視し、消費者保護全般を所管しているFTC(連邦取引委員会)AppleやAmazonからの電話を偽装した詐欺行為について注意喚起を行なっています。

カード情報などを詐取

最近アメリカで被害が増加している詐欺電話は自動で発信され、自動応答で巧みに消費者のクレジットカード番号やアカウントID、それらのパスワードやセキュリティコードを聞き出すものです。電話に出ると、自動音声が流れて最近の製品の注文やアカウント管理に問題が発生したとして、カスタマーサポートへと誘導し、そこでアカウントIDやパスワード、クレジットカード番号などを聞き出す仕組みになっています。
 
この手口自体はそれほど新しいものではありませんが、最近になって被害が増加していることでFTCによる注意喚起に至りました。FTCは電話やメッセージで問題があると連絡されても、その電話をすぐに切った上で、当該企業のWebサイトからアカウントの状況や注文の問題を確認して欲しいとしています。この対応は基本的なものですが、アカウントの乗っ取りやクレジットカードの不正利用を未然に防ぐために最も効果的なものです。
 
フィッシング詐欺
 
同様の詐欺行為は日本でも発生しています。主に宅配業者やAmazonを装い、SMSから偽装サイトへと誘導するものです。この場合も絶対にSMSに記載されているリンクをクリックせず、無視することが基本です。もし記載内容に心当たりがあったとしても、当該企業のWebサイトや連絡窓口に直接問い合わせることが詐欺被害に遭わないためには必要になります。
 
 
Source:9to5Mac
(KAZ)


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