チームラボが開発した「FaceTouch(フェイスタッチ)」は、写真の顔写真が並ぶタッチパネル端末から、来訪者が直接担当者を呼び出せる無人受付システム。
現在、ディップ株式会社やSansan株式会社、株式会社ライフサロンなど都内の企業を中心に10社以上が導入している。
このたび、受付画面と担当者用の応答アプリ、管理画面のすべてデザインが一新され、より直感的で使いやすくリニューアルされた。
直感的操作で簡単呼び出し
「FaceTouch」は、来訪者が顔写真から担当者を選択して呼び出せるため、フルネームや部署がわからない場合も比較的担当者を判別しやすいのが特徴。
ちなみに、一覧表示では名前順や部署順での並び替えも可能だ。
また、表示されている顔写真をタップすると、その社員のプロフィール画面が見られるので、担当者が任意で掲載している出身地や趣味などの情報をもとにしたスムーズな会話が期待できる。一覧画面と違う写真も掲載できるため、担当者の個性を垣間見ることもできそうだ。
導入メリット多数!
一方、導入企業の担当者は、来訪者が自分を呼び出すと専用応答アプリに直接通知が届き、Webカメラを通じて来訪者の姿を確認しながらメッセージを送るなどの応答が可能。
送るメッセージは定型文を利用することもできるので、毎回入力する手間は省けそうだ。
また、音声受付機能をオプションで追加すると、呼び出し通知を担当者のスマートフォンで直接受け、来訪者と音声通話することもできる。呼び出しに応じられない場合は、管理画面に設定した転送先を呼び出す仕組み。
担当者は自身のデータの登録・管理をウェブ上の管理画面から、プロフィールや写真、定型文の更新をアプリから行うことができる。ただし、管理画面にはユーザー権限(一般ユーザー・管理者ユーザー)の設定があるとのこと。
顔写真が表示された無人受付システムは、内線電話だけが置かれている受付に比べて印象に残りやすく、会う前に担当者の情報を提供することでコミュニケーションが円滑になるという効果もあるだろう。もちろん、受付業務の効率化とコスト削減というメリットもある。
iPadにも対応しているため、サイネージの設置が難しい場合や少人数で使いたい場合にも重宝しそうだ。
- Original:https://techable.jp/archives/143827
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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