PCやタブレットなど多くの端末のポートがUSB-Cに集約されるにつれ、ニーズが増大しているのがUSB-Cドックだ。他の種のUSBポートや映像出力に使われるHDMIなどを搭載していて拡張性を高めることができる。
このほどクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した「Ultimate Dock」もそうした普段使用することの多いポートを搭載したドック。網羅性に加え、データ転送を素早く行えるなど高スペックなツールだ。
計8つのポート
Ultimate Dockは細長いバー状のデザインで、PCなどのUSB-Cポートにつなげて使う。手のひらサイズの躯体に計8つのポートを搭載する。
ポートの内訳はというと、まずUSB 3.2 Gen2を2つ。それからHDMI、SDカードとマイクロSDカードのリーダー、USB-C、ギガビットイーサネット、3.5ミリオーディオジャックだ。これだけあれば、モニター、デジカメ、ストレージなど日常で使うガジェット類をほぼ扱える。
4K@60Hzの映像に対応
しかもUltimate Dockの各ポートは最先端のスペックだ。たとえばUSB 3.2 Gen2のデータ転送速度は10gb/sで、他の多くの製品で採用されているUSB 3.1の倍となる。
また、映像を扱うことが多い人にとって嬉しいのが、HDMIが4K@60Hzに対応していること。SDカードリーダー、マイクロSDカードリーダーの読み込み速度も312mb/sとなっていて、UHS-1だけでなくUHS-Ⅱ規格にも対応する。
USB-Cポートで100W出力のPD給電を利用できるのも、MacBookなどのユーザーには嬉しい機能だろう。
高品質の映像を扱ったり、データを素早く転送したりと作業のストレスを減らすのにも役立ちそうなUltimate Dockは現在、Kickstarterで89ドル(約9300円)〜の出資で入手できる。
すでに目標額は達成し、来年1月13日まで出資を受け付けたのち、2月にも発送が開始される予定となっている。
- Original:https://techable.jp/archives/144381
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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