Windows 10のメモリ診断でメモリのエラーを調査する

windows-memory-test

以前は、Memtest86+というメモリ診断ツールを使用していましたが、恥ずかしながらWindowsの標準機能にメモリ診断があることを最近知りました。
この頃シャットダウン時に、何やらメモリエラーと思われる警告が表示されるようになったので、Windowsメモリ診断を試してみました。

Windows メモリ診断


Windowsメモリ診断は、Memtest86+のように外部メディアも不要で、パソコンが苦手な方もとても簡単に診断できます。
まず、スタートメニューから「Windows 管理ツール」→「Windows メモリ診断」を選択します。
ポップアップが表示されたら「今すぐ再起動して問題の有無を確認する(推奨)」をクリック。
次回パソコンの起動時に確認する場合は下を選択
するとパソコンが再起動され、自動でメモリ診断が始まります。
メモリ診断が終了するとWindowsが通常起動し、右下に診断結果通知されます。
結果の詳細を確認したい場合は、Windowsイベントログから「MemoryDiagnostics-Results」の項目を確認してください。

オプションについて

メモリ診断画面で「F1」キーを押下すると、次の3つのオプションを選択できます。
ついでにデフォルト値も記載しておきます。

  1. テスト ミックス:標準
  2. キャッシュ:既定
  3. パス カウント:2

テスト ミックス」は、基本標準拡張の3つから選択でき、「基本」は短時間で簡単にチェックし、逆に「拡張」は詳しくチェックするが、フリーズしたかと?思うほど診断時間がとても長くなります。
標準」はその中間といったところですが、診断時間は「基本」よりです。

メモリ16GBでの検証

基本
診断はすぐに終わるがエラーを検出できないと言われている。
標準
通常はオプションを変更せずにそのまま始めた方が良い。30分弱で終了。
拡張
2日くらいかかりました。待てない人は無理。

続いて「キャッシュオプションは、診断キャッシュを利用するかどうかですが、こちらはデフォルト既定で良いでしょう。

最後に「パス カウント」何回診断するかによります。
この数字を増やせば増やす程、エラーを検出できる確率は上がりますが、ここもデフォルト2パスで十分だと思います。

後々ネットで調べてみると、Windowsメモリ診断はあまり評判が良くなく、信頼性に欠けるようです。
心配な方は少し手間ですが、Memtest86+をお試しあれ。

参考・出典

ブルースクリーンが発生するようになったり、突然再起動するようになったりしたら、PCの不具合が原因の可能性がある。原因を特定するため、メモリ診断などを実行して不具合がないことを確認しよう。
Windows 10でメモリ診断を実行してメモリの不具合を調べる - @IT

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