DRAMの価格、早ければ2021年第1四半期(1月〜3月)には値上がりか?

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新型コロナウイルス感染症の影響により値下がり傾向が続いてきたDRAMの価格は、2021年第1四半期(1月〜3月)には横ばいかわずかに上昇する可能性があるとの市場予測を、TrendForceが報告しました。

DDR4より先に、DDR3が値上がりか


 
これまでの2四半期(過去6カ月間)、新型コロナウイルス感染症による在庫調整により下落してきたDRAMの価格ですが、ラップトップPC製造メーカーなどは底値に近づいていると考えており、将来の値上がりのリスクを避けるために積極的に購入する動きが出始めているので、市場全体としてこれ以上下落することはないだろうとTrendForceは予想しています。
 
TrendForceの予測では、2021年第1四半期(1月〜3月)にはDRAMの価格は横ばいか、わずかに上昇する可能性があるとのことです。
 
特に、DDR3 SDRAMの出荷数を韓国のサプライヤーが減らしているため、まもなく価格が上昇に転じる可能性があり、それに比べればDDR4 SDRAMの価格上昇までには多少時間がかかる見込みです。

2020年10月からの予測変わらず

台湾DigiTimesも、DRAMの価格は2020年第4四半期(10月〜12月)まで下落が続くが、2021年第1四半期(1月〜3月)には価格変動も止まり、それ以降は上昇に転じる可能性が高いと報じていました。
 
 
Source:TrendForce
(FT729)


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