LINE株式会社が運営する「LINE」のビデオ通話に新機能「アバター」が登場した。同時に、同じ画面やYouTubeをシェアできる「みんなで見る」機能や背景エフェクト機能も拡充。
クリスマスや年末年始に会えない家族や友だちなどと、リッチな表現が可能になったビデオ通話を通じて楽しい時間を楽しんでほしいとのことだ。
なお、同機能はスマートフォン版「LINE」バージョン10.21.0以上で利用可能とのこと。
表情も再現するそっくり「アバター」
今回追加された新機能のひとつは、自分とそっくりの「アバター」をビデオ通話の画面に表示させる機能。
「アバター」はこれまで、プロフィールのデコレーションやトーク、タイムライン、ストーリーのカメラなどで活用されてきたが、ついにビデオ通話でも使えるようになった。
「アバター」を表示するには、ビデオ通話のエフェクトボタンから「アバター」を選択する。表示された「アバター」は、会話中に変化する表情や顔の動きを再現するという。
同機能は、ヘアセットやメイクができないときに便利そうだ。また、通話相手は「アバター」と会話するという新感覚の体験ができるだろう。
2人で映画鑑賞やショッピングも
「みんなで見る」機能は、今年5月に実施されたグループビデオ通話のアップデート時に実装された機能だ。
同機能は、グループ通話中にスマートフォンで見ているアプリやWebサイト、YouTubeなどの画面を共有できるというもの。お気に入りの動画や映画を一緒に鑑賞したり、ECサイトを見ながら買い物をしたりと、離れていても一緒にいるかのような体験ができるのが特徴だ。
このたび、グループ通話にくわえ1対1でのビデオ通話でも利用できるようになった。利用方法は、ビデオ通話を開始後に画面下部の「画面シェア」をタップするのみ。これにより、旅行の思い出など、よりプライベートな動画なども一緒に見られるのではないだろうか。
見られたくない背景は瞬時に「ぼかす」
そして、「アバター」を表示するときにタップする「エフェクト」から選択できる「背景エフェクト」の機能拡充も実施。
「背景エフェクト」はもともと好きな画像を背景に設定することができる機能だが、このたびワンタップで背景を隠すことができる「背景ぼかし」機能を追加した。「部屋が汚い」「洗濯物を部屋干ししている」など背景を映したくないときのビデオ通話に便利そうだ。
また、背景画像の登録数が最大10枚まで登録できるようになり、通話中に気軽に背景エフェクトを変更することもできるようになっている。
- Original:https://techable.jp/archives/144600
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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