メディアプラットフォーム「note」と自由なデザイン体験を提供する「Canva」が連携を開始。「note」に投稿する記事の見出し画像を簡単かつ自由にデザインできるようになった。
「note」と「Canva」
note株式会社が運営する「note」は、テキスト・画像・音声・動画などの記事を投稿できるメディアプラットフォーム。
読者・視聴者はスキ(いいねのような機能)やコメントができたり、投げ銭で投稿者を支援したりできる。投げ銭をしてくれた人に対して投稿者がお礼のメッセージを送れる機能もあり、インタラクティブなやり取りが成立するようだ。
一方、オーストラリアに本社を構えるCanva, Inc.が提供する「Canva」は、「全ての人にデザインを!」をコンセプトに誰でも簡単に高いクオリティのデザインを生み出せるWebベースのデザインプラットフォーム。Webブラウザ上からクラウドで操作できるため、PCやスマートフォン、タブレットからシームレスにデザインを編集できるのが特徴だ。
そんな両社が連携し、「note」の投稿記事の見出し画像をより簡単に自由に作成できるようになった。
テンプレート100種類!アレンジも可能
このたび、「note」の投稿画面に「Canvaで画像を作る」ボタンを追加。このボタンをクリックするとCanvaの専任デザイナーが制作した100種類の無料の見出し用テンプレートが表示される。
好きなテンプレートを選び、テンプレート内のテキストをクリックするとテキストの編集が可能。日本語のフォントは100種類あるという。テキストを編集したら「パブリッシュ」ボタンをクリックして完成となり、見出し画像として記事に挿入されるという流れだ。なお、サイズや画像の比率はあらかじめ最適化されているため調整は不要。
また、テンプレートを自由にアレンジできるのもポイントだろう。
例えば、手持ちの写真をアップロードして最背面に配置し、テンプレートのデザインを活かしたまま自分の好きな風景などを見出しとして使うことができる。背景画像の透明度を調整する機能もあり、文字の協調具合などを自分好みにカスタマイズ可能だ。
ほかにも、アイコンやイラスト素材を追加したり文字にエフェクトをつけたりといったアレンジもできるため、ひとつのテンプレートから生まれる画像のバリエーションはかなりのものだろう。
ちなみに、テンプレートを使わずに「写真」「素材」「テキスト」を組み合わせてゼロからデザインを作ることも可能とのこと。
- Original:https://techable.jp/archives/144713
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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