中国ベンダーOppoと韓国Samsungは、トルコのモバイル市場で重要な位置を占めていますが、トルコ国内でデバイスの生産を近く開始する、と報じられています。
Oppoはヨーロッパへの輸出も視野に
Oppoはトルコ市場に入ってまだ間もないですが、イスタンブールとトルコ北西部のコジャエリの2カ所の生産施設でスマホ生産を計画しているとの情報です。デバイスの生産は来年1月にも開始される見通しです。
スマホ生産といっても、ただ単に最終組み立てのみが行われるだけでなく、トルコ国内での生産は全行程を含むとのことです。
Bloomberg HTの報道によれば、Oppoの生産施設はトルコの投資インセンティブ制度の恩恵を受けており、おおよそ5,000万ドル(約51億7,000万円)の投資でスマホ生産が開始される模様です。
Oppoは、トルコ国内で生産したデバイスのヨーロッパ市場への輸出も視野に入れているとされています。
Samsungは下請企業に生産を委託
韓国Samsungは、自社生産施設をトルコ国内に構えておらず、イスタンブール拠点の下請企業にデバイスの生産を委託する見通しです。
Samsungは海外市場で売上を伸ばしており、2020年7月〜9月期には米国スマホ市場で売上台数で最も多くのシェアを占めたと報じられました。
世界スマホ市場でも同四半期に21.9%のシェアを獲得し、Samsungは名実ともに世界ナンバーワンスマホブランドとなっています。
Source:Daily Sabah
Photo:Samsung
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-335672/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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