​LINE PayがApple Pay対応開始、バーチャルカード「Visa LINE Payプリペイドカード」も発表

​LINE PayがApple Pay対応開始、バーチャルカード「Visa LINE Payプリペイドカード」も発行

LINE Pay​は12月22日、コミュニケーションアプリ「LINE」(ライン)上で展開するモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」において、「Apple Pay」に対応開始したと発表した。

また同社は、三井住友カードビザ・ワールドワイド・ジャパンの2社とともに、LINEアプリ上からワンタップで発行できるバーチャルカード「Visa LINE Payプリペイドカード」の提供開始も明らかにした。手数料、年会費とも無料。

Apple Payに対応開始

LINEアプリのユーザーは、アプリ上の「LINE Pay」のメインメニューにある「Apple Pay」ボタンをタップするだけで設定可能。

支払い時は、LINEアプリを起動する必要はない。Touch ID搭載の「iPhone」の場合はホームボタンを、Face ID搭載の「iPhone」および「Apple Watch」の場合はサイドボタンをダブルクリックし、「iD」端末にかざすだけで、QRコード決済と共通の「LINE Pay」残高での支払いが可能になる。2020年9月時点で国内121万ヵ所以上の店舗に設置された「iD」端末で利用できる。

​LINE PayがApple Pay対応開始、バーチャルカード「Visa LINE Payプリペイドカード」も発行

バーチャルカード「Visa LINE Payプリペイドカード」

​LINE PayがApple Pay対応開始、バーチャルカード「Visa LINE Payプリペイドカード」も発行

Visa LINE Payプリペイドカードは、LINE Pay残高をiDとして決済できるようにする仕組み。LINEアプリ上でカード番号のみ発行するバーチャルカードとなっており、プラスチックカードの発行はない。

LINEサービス内からVisa LINE Payプリペイドカードを発行することでVisa加盟店でのオンラインショッピングが可能になる。同プリペイドの発行により、オンライン・オフラインともに事前にチャージした「LINE Pay」残高で支払える箇所が大幅に増えるとしている。支払いと同時にLINEで利用通知を受け取れる。

またApple Payを設定することで、iD加盟店でiPhoneやApple Watchをかざすだけの支払いを実現できる。Google Payは順次対応予定。

なお2020年12月22日をもって、JCBのプリペイドカード「LINE Pay カード」の新規発行を終了し、QUICPay+への新規登録は順次終了する(既存会員は有効期限までは利用可能)。

  • 正式名称:Visa LINE Payプリペイドカード(LINEアプリ上でカード番号のみ発行するバーチャルカード。プラスチックカードの発行はない)
  • 国際カードブランド:Visa
  • 年会費・発行手数料:無料
  • 有効期限:5年
  • 対象:年齢制限なし(未成年者は、親権者など法定代理人の同意を得た上で申し込み)
  • 利用できる加盟店:iD加盟店およびオンラインのVisa加盟店、Apple Pay:iD加盟店、Google Pay(順次対応予定) :iD加盟店およびVisaのタッチ決済加盟店

​LINE PayがApple Pay対応開始、バーチャルカード「Visa LINE Payプリペイドカード」も発行

LINE Payは、LINEのモバイルペイメントプラットフォームとして、決済ポートフォリオの拡充や決済箇所拡大を通じて、お金の流通で生じる時間や手間をなくし、人とお金・サービスの距離を近づけるとしている。キャッシュレス・ウォレットレス社会において、モバイルペイメント領域をリードする存在になることを目指す。

関連記事
Google Payがリニューアル、オプトインで支出履歴の把握など家計簿サービス的に進化
モバイルPASMOが10月6日にApple Pay対応決定!iPhoneやApple Watchで利用可能に
Visa LINE Payクレカの受け付けは4月下旬から、初年度3%還元のほかNFC-A/Bのタッチ決済に対応

カテゴリー:フィンテック
タグ:Apple Pay(製品・サービス)Google Pay(製品・サービス)ビザ・ワールドワイド・ジャパン三井住友カード(企業)LINE PayVisa LINE Payプリペイドカード日本(国・地域)


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA