スマートな家電を多数展開している韓国LGが、さらに賢くなった冷蔵庫「InstaView Door-in-Door」を発表した。
扉を2回ノックすると扉を開けずして庫内を確認できる機能はそのままに、新バージョンではガラスパネルがひとまわり大きくなった。さらに音声認識テクノロジーも搭載し、ハンズフリーで扉の開閉ができるなど進化した。
パネルが23%大きく
何を食べようかと迷ったり、あるいは買い足す食材をリストアップしたりするときなどに冷蔵庫の中をチェックするというのはよくあること。その作業を実際に扉を開けることなくできるようにしたのがInstaViewだ。
InstaViewは上下左右4つに区分されていて、向かって上部右側の扉にはガラスパネルを搭載している。ここを手で2回ノックすると明かりがつき庫内が見えるようになる。
これは扉を開ける手間を省けるだけでなく、開閉で冷気が逃げることを予防できる。扉の開閉を抑制することで節電もできる。今回はこのガラスパネルが前モデルよりも23%大きくなった。
料理が効率的に
また、上部左側の扉部分にはウォーターディスペンサーを搭載した。UVnano技術でバクテリアなどを99.99%除去できるという。
そして今回のバージョンで目を引くのが、音声認識テクノロジーの活用だ。ユーザーは「冷蔵庫の扉をあけて」などと話しかけて操作できる。料理シーンでは両手が塞がることが多く、作業をより効率的かつ生産的に行うのに役立ちそうだ。氷や水のディスペンサーの状態を音声で確認することもできる。
オリジナルのInstaViewは昨年発表され、大幅に進化した新バージョンは2021年1月にバーチャル開催される家電見本市CESで展示される。
- Original:https://techable.jp/archives/145632
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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