テレワークスペースのシェアサービス「テレスペ」を運営するテレワーク・テクノロジーズは1月12日、パートナーズダイニング運営の「ワインバルESOLA 新宿店」において、12時〜20時までの日中を電源/Wi-Fi付きテレワークスペースとして利用できる「ワイン飲み放題付きテレワーク」プランの提供開始を発表した。飲み放題の付かないプランも用意している。
利用料金は、ワインセルフ飲み放題プランが1人1時間税込1000円から、飲み放題なしプランは1人1時間税込300円から。
緊急事態宣言により夜営業ができなくなった飲食店において、昼営業時間帯とランチ時間以降のアイドル時間帯を活用し新たな収益としつつ、テレワークを行うビジネスパーソンにワークスペースを提供することで、店舗の認知を高めて本業の飲食業へ集客する効果も期待できるとしている。
- 利用可能日:1月11日より開始済み。当面継続して提供
- 実施店舗:ワインバルESOLA新宿店(東京都新宿区歌舞伎町1-16-3 セレサ陽栄新宿ビル 5F)
- 利用時間:12時~20時(お酒の提供は19時まで)
- 利用人数:1名または2名
- 利用料金:ワインセルフ飲み放題プラン1人1時間税込1000円から、飲み放題なしプラン1人1時間税込300円から
- 提供内容:電源とWi-Fiが完備されたテーブル席を用意。ワインセルフ飲み放題プランは赤ワイン、白ワイン、スパークリングワインのセルフ飲み放題。店舗で追加料金を払うことでフード類も提供も可能
- 利用方法:LINE上で「テレスペ」を友達登録およびクレジットカードを登録した上で、直接店舗へ来店。予約はできないため、来店前にテレスペで残り席数の表示を確認するとスムーズに利用できる
コロナ禍での飲食店、特に夜を主体とするワインバルなどのお酒業態は売上が回復しないためにランチ営業を行わざるを得ない状況となっている。しかしいきなりランチ営業を始めても、飲食客が「ランチ営業を行っていることの認知」を得るまでには時間がかかっているという状態が全国の飲食店でおきているという。
また、ランチとディナーの間のいわゆるアイドル時間も来客はまばらであり、ランチとアイドル時間を合わせた昼間時間の集客が、お酒業態では課題となっている。
コロナ禍でテレワークが急速に進んだことにより、多くのビジネスパーソンは在宅で仕事行っている一方、自宅での仕事は、ON/OFFの切り替えができずに難しい、家族やパートナーも在宅ワークで集中できない、小さなお子さんやペットなどに気を取られて集中できないなど、満足度は決して高いものではないとしている。
飲食店の昼時間をテレワークスペースとして提供することで、飲食店、ビジネスパーソン、それぞれが抱える課題を解決できるのではないかと検討した結果、店舗の本業であるワインバルの特徴を生かして、今回「ワイン飲み放題付きテレワーク」プランの提供に至ったという。
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カテゴリー:シェアリングエコノミー
タグ:酒・アルコール飲料、新型コロナウイルス(用語)、テレスペ、テレワーク・テクノロジーズ、日本(国・地域)
- Original:https://jp.techcrunch.com/2021/01/12/telewor-partners-dining/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Takashi Higa
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