AppleのクックCEO、最初の米国産Mac Proをトランプ前大統領にあげていた?

mac pro
 
ドナルド・トランプ前米大統領の任期が終了し、最終会計報告書が公開されましたが、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が、“米国で最初に組み立てられたMac Pro”を大統領に献上していたことが明らかになりました。しかしながら、米テキサスの工場は2013年から稼働しており、“最初の米国産Mac Pro”というのは嘘の主張であることがわかっています。

大企業のCEOからのトランプ前大統領への貢物のリストが公開

米大手メディアThe New York Timesのビジネス調査担当記者を務めるデイヴィッド・エンリッチ氏(@davidenrich)は、公開された会計報告書の一部を添付し、Boeing、Ford、AppleなどのCEOがトランプ前大統領に貢物を納めていた、とツイートしました。
 

2019年時点で最初の米国産Mac Proは存在していない?

しかしながら、AppleのクックCEOが献上した「米テキサス州オースティンのFlex工場で生産された最初のMac Proコンピュータ」という説明はおかしい、と米メディアThe Vergeが指摘しています。
 
なぜならば、テキサス州オースティンのMac Pro生産施設は2013年から稼働しており、2019年にトランプ前大統領が同施設を視察に訪れた時点ですでにほぼ6年が経過していたためです。
 
トランプ前大統領は、「今日、私はテキサスにAppleの主要生産施設をオープンした。アメリカに高賃金の仕事が戻ってくる」と現在では停止されてしまったTwitterアカウントで事実とは反することをつぶやいていましたが、クックCEOもその嘘に乗っかる形でMac Proを大統領に納めていたことになります。
 
「献上されたのは5,999ドルのMac Pro本体のみで、特製スタンド400ドルのキャスターなどは含まれていなかったようだ」とThe Vergeは続けてコメントしています。
 
 
Source:The Verge
(lexi)


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