自宅で仕事をしていてちょっと場所を変えて気分転換したい時ありませんか? そんな時に面倒なのが、PCなどの道具類を片付けて移動すること。PCだけなら問題ないのですが、ケーブルや書類なども持っていくとなるとやっぱり面倒です。
そんなPCや周辺機器、そして欲を言えばノートや書類、文房具などいろいろ仕事道具をまとめて入れられるちょうどいいものはないか探している時に見つけたのが、無印良品の「肩の負担を軽くする 撥水大きく開くリュックサック(※)」(7990円)。
大は小を兼ねると言いますが、これならPCケースに比べて多くのものをまとめて収納可能。また、収納のしやすさだけでなく、デザインや背負い心地など想像以上にハイスペック。そのまま仕事にも出かけられるためテレワークの僕にはぴったりのバッグパックでした。
※ネットストア、店舗ともに在庫状況の都合により、旧タイプのみ取り扱いの場合あり。今回取り上げたのはアップデートされた新作
■フレキシブルに使えるクアドラプルジップ
▲大きく開くため中の荷物が取り出しやすい。自立しやすいのもポイント
特徴はなんと言っても「大きく開くこと」と「大容量」。PCだけでなく充電器やケーブルといった周辺機器、ノートや書類、筆記具などをまとめて収納できます。だから、普段の仕事道具をざっくりとまとめてしまって“仕事箱“として使えるんです。
▲ソファに移動。普段は仕事場として使っていないスペースでこそ重宝する
また、バックパックの形をしているので、気分転換したいときに手軽に持ち運べる。PCケースと違ってPCと文房具とノートとを分けて運ぶ必要がなく移動もスムーズです。ON/OFFの切り替えが難しい自宅仕事において、片付けのストレスが減るのはうれしいポイントです。
しかもこのリュック、メインスペースは上部が大きく開くだけではないんです。どこまで開くかというと…
▲背中側にはクッション入りのPCスペース。他にはポケットがないシンプルな構造
▲フロントポケットに荷物を入れていたからか前面側が自立
背中側がガバッとするフルオープンします。そのため着替えなど洋服を収納する出張や旅行、ジムなど幅広いシーンで便利に使えそうです。
ただガバッと開くだけなら他のバッグにもありますが、これのスゴいところはそこだけじゃないん。引き手が2つ付いた“ダブルジップ”ではなく、なんと引き手が4つ付いた“クアドラプルジップ(フォージップ)”を採用しているんです。これがあることで、より自由度の高い使い方ができます。
▲横から荷物を取り出す時にも便利
フルオープンだけでなく両側だろうが、どこでも自由に開けられます。例えば電車など限られたスペースでの大きい荷物の出し入れや、ノートなどの縦に長い物、底の方にあるポーチといった小さい物の出し入れにも助かります。
▲上部だけを大きく開けることも可能。メインスペースはA4のノートを入れても余裕がある深さ
そして、背負った時にしっくりくるサイズ感とシンプルなデザインも魅力です。人やファッションを選ばないシンプルなデザインなので、そのままカフェや会社に背負っていけるのもこのバッグならでの魅力です。
▲シンプルなデザインなのでカジュアルでもジャケパンでも相性◎ サイズ:W30×H50×D18cm
■特許取得の独自開発ショルダーパッド
実はこのリュック、すでに発売されている「大きく開く 撥水リュックサック」に「肩の負担を軽くする 撥水リュックサック」で使われているショルダーパッドの技術を取り入れた新作モデルです。
この独自開発のショルダーパッドが内側に偏りがちな重心を、外側の厚さを変えることで分散。肩全体で背負うような快適な背負い心地を実現しています。
▲中心は薄く、外側が厚いパッド。厚さを変えることで肩への圧力が分散される
▲肩に添うように隙間なく背負える。なで肩でもズレ落ちてこないのには驚き
▲少しだけハの字形に取り付けられているのもポイント。背中の接地面は通気性のあるメッシュ素材を採用している
■充実したポケット類と雨でも安心の撥水性
大きく開くメインスペース以外に、小さいポケット類の充実もこのリュックのポイントです。
▲W24×H17cmのiPadがそのまま入るフロントポケット
中でも使い勝手が良いのが大きいフロントポケット。普段使っているタブレットがそのまま入るだけでなく、内部には仕分けができるポケットが2つ付いており、ペンケース代わりとして重宝。メモやハサミといった文房具などをしまっておく、PCの周辺機器をまとめて入れておく、といった使い方ができます。
▲大きなフロントポケットの外側にもポケットあり
また、リュック上部についているポケットも、イヤホンやスマホなどちょっとした小物を入れておくのに便利。電車内などで前に背負った時やさっと出し入れしたいモノを入れておくクイックポケットとして使えます。
▲開けた時に中のものがこぼれにくい構造の上部ポケット
またサイドポケットの上にはベルトが付いているため、荷物が少ない場合にリュックをすっきり見せたい時やマチ幅を薄くしたい時にサイズ調整が可能です。
▲サイドポケットは500mlのペットボトルがすっぽり入る深さ
▲サイドベルトはサイズ調整だけでなく長い物を運びたい時にも便利
また、撥水性の施されたナイロン素材を採用しているので、PCを運ぶ上でも安心です。素材は耐久性もあり、ガシガシ気にせず使えるのも魅力。
▲水を玉のように弾く撥水性
* * *
アウトドアバッグのようにチェストベルトやウエストベルトを付ければフィット感は増しますが、そういった方向ではなく、多くの人が使えるシンプルなデザインにこだわっているのは無印良品ならでは。
これだけのアイデアが詰め込まれて、使い勝手が良いのに1万円でお釣りがくるのは驚きです。
家の中で持ち運びができる仕事道具を入れた“仕事箱”として使えるだけでなく、快適な背負い心地と自由度の高い使い勝手は、もちろん通勤にだって最適です。
ちなみに今回試したのは、ショルダーパッドが変更された新作「肩の負担を軽くする 撥水大きく開くリュックサック」です。当分は旧モデル「大きく開く 撥水リュックサック」も併売されています。
>> 無印良品
<取材・文/宇田川雄一>
宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。
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