Wi-Fiに対応したiPodは、公式にはiPod touchモデルのみとなっていますが、開発者のギー・デュポン氏はあの懐かしのiPod classic(第4世代)をインターネット接続可能にし、Spotifyを再生するという荒業を成し遂げたようです。iPodの中身はどのようになっているのでしょうか?
ケースとクリックホイール以外は総入れ替え
デュポン氏のiPod改造は、オリジナルのケースとクリックホイール以外ほぼすべて中身を入れ替えることによって実現しました。Wi-FiとBluetooth接続を追加するため、10ドル(約1,050円)のRaspberry Pi Zero W(廉価な小型コンピュータ)を使用し、Micro-USBコネクタをつないでiPodのインターフェースに似たバージョンのSpotifyをインストールしたようです。
デュポン氏が改造したiPodを、Bluetoothを使って外部スピーカーに接続し、Spotifyから音楽を流す様子を動画の中で確認することができます。
「sPot」と名付けられたデバイスは、1,000mAhのバッテリーを搭載しており、かかった総コストは100ドル(約10,500円)以下だったようですが、デュポン氏は販売などは考えていないとのことで、ハッカーコミュニティのHackadayに詳細を投稿し、ソフトウェアコードはGitHubで無料で公開しています。
Source:Hackaday, Engadget via 9to5Mac
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-344254/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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