最近は世の中も便利になって “ちょうどいい” デザインがたくさんあります。でもその「ちょうどよさ」に、ふと味気なさも感じてしまう皆さん、安心してください。モト・グッツィは今もモト・グッツィです。
イタリアのオートバイメーカー「モト・グッツィ」は、今年で生誕100周年! 今年は本拠地であるマンデッロ・デル・ラーリオで、記念イベント「GMG - Giornate Mondiali Moto Guzzi (モトグッツィ ワールドデイズ)」を、実に10年ぶりに開催することが発表されました。
それに伴い、現行モデル「V7」「V9」「V85 TT」において、100周年記念特別デザインの限定モデルを2021年だけ特別生産します。日本での販売価格、発売時期は未発表ですが、オートバイ史に残る伝説のV型8気筒エンジンモデルにインスパイアされた特別エディションで、数々の栄光の歴史を物語るスペシャルなモデルになっています。
戦後のモーターサイクル史を牽引してきたイタリアのオートバイメイカー、モト・グッツィ。今回の限定モデルのカラーリングは、1955年の8気筒エンジン車「350 Bialbero」のルックスに由来しています。
250cc、350ccクラスでその強さを発揮していたモト・グッツィが、世界グランプリ500ccクラスに参戦するために創った特別なバイクで、世界中のモーターサイクルファンを夢中にさせたレガシーモデルです。
さらに、1920年代に生産した初代モデル「Normale」に初めて使われたカラーであるグリーンを、マット仕上げとメタリックカラーで現代風にアレンジ。ブランドのシンボルであるイーグルはゴールドであしらわれているほか、100周年を祝したオリジナルロゴなど、ディティールにもこだわっています。レザー風のナチュラルカラー素材のシートと相まって、イタリア車らしい伊達なルックスです。
さまざまに凝ったディテールも良いですが、モト・グッツィといえばやっぱりあの特徴的な外見のエンジン。性能をアップさせながらも、遠くからでもひと目でわかる変わらないルックスには、ロマンを感じずにはいられません。
>> モト・グッツィ
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/351058/
- Source:&GP
- Author:&GP
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